終わってしまいました。

 

 時間が全く足りない。(笑)。

 

 結局、直前まで情報蒐集した結果、まちづくりで、塚田をやろうか南船橋をやろうか迷いつつ、メディカルタウンもあり、メディカルタウンの新情報もあり、最後の最後まで悩んだ末、まあ、古巣の自分の愛してやまない会社の行く末に関して質問しました。

 

 結果、随分な計画が進んでおり、知らないことも盛りだくさん。企業の情報管理のすごさにむしろ驚いた感じです。

 

 そして、国有地の払い下げに関しては、事前調査をしていたので、これは淡々とこなした感じ。

 

 問題は名刺です。これは、総務部長が答弁に立ってしまったことが誤算。そもそも説明しきれなかったせいもありますが、これは全庁的課題であり、総務部長部長答弁となるべきものではないのです。

 

 前回の定例会で他の議員が質問した部分でも理由がありましたが、これは多角的な角度から捉えなければならない問題であって、あの短い時間で説明不足で答弁を求めた私がバカでした。

 

 シティーセールス、接遇日本一、ガバメントアイデンティティ等々から始まって、様々な情報発信ツールでもあると思うのです。

 

 それをバラバラな名刺を使い、何を言いたいのかわからない。この街のアイデンティティはなんなんだろう?と。

 

 私は、船橋市の規模だと3~5パターンの台紙を用意し、名刺交換相手に知ってもらいたいことを印刷した名刺で、宣伝をするべきだと思うのです。

 

 そして、そうする手段しての名刺は公費で賄うべきものだと思うのです。

 

 だいたい、自費で用意する名刺に公の電話番号や住所を印刷し、外部の方々に渡すことをして良いのでしょうか?性善説にたつ話でもありますが、名刺作成が無秩序、無制限であれば、事故が起きますよ。

 

 誰でも船橋市役所職員の名刺を持てる。

 

 例えば、「非常勤職員」は船橋市の職員です。

 

 自分が働いている職場の住所、氏名、電話番号を入れて肩書きや職員身分を書く必要はないですから、作成して使います。性悪説で捉えたら、いくらでも悪いことできますよ。

 

 名刺なんて、って思わないで、考えるべきです。私の知っている名刺では「番号管理」までしている名刺もあります。

 

 お解りですか?名刺による危機管理もしなければならないのです。

 

 話を船橋市役所に戻します。

 

 各執行機関に電話を入れて、自費か公費かを聞きました。

 

 執行機関の長の名刺に関してです。

 

 驚くことに市長部局以外、ほとんどが長の名刺を自費で作成させているのです。

 

 もっと言うと常勤でないところでもです。非常勤のボランティアに近い報酬体系の執行機関の長の名刺も自費だそうです。

 

 船橋市役所職員の常識は非常識。の典型です。

 

 むしろ会社経営とかしている非常勤特別職の方々など信じがたい事実でしょうね。呆れるばかりです。公費で作らないのが常識だと思っている。

 

 ある意味ひどい話だと思いますね。

 

 一番ひどいと思ったのは教育委員会です。

 

 仕事量、あるいは会う人の数からして大変な出費を強いているはずです。そう言うことに無頓着なのは「接遇日本一」など到底無理です。

 

 名刺交換は、「接遇」の第一歩です。

 

 ですから接遇日本一を言うのであれば名刺を出せる環境を作ることなのです。

 

 私の仲間が、なんで役所は名刺交換して名刺をよこさないのだと言われることが数多くあります。

 

 「あれよ~、自腹だからかわいそうなんだよ。」って笑って答えるしかないのです。

 

 名刺を出されたら、名刺を出すのが当たり前。これ、マナーの世界の話です。

 

 いやいや、役所の名刺を出すと悪用されますから。っておいおいおい。そこだけ性悪説かい。