地方自治体のリスクの見える化・可視化
~内部統制と官民連携のリスク~
と言う勉強をしてきました。
北海道大学大学院法学研究科・公共政策大学院の宮脇淳先生の講義でした。
自治体経営リスクと政策再生
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にも関係ある事項です
前回に引き続き、書かせていただきましょう。
リスクへの選好
リスクヘの具体的な対応は、リスクの評価と許容度の判断であり
①受容=特別な対策を設けずリスクを受け入れる考え方
②回避=撤退などリスク自体を避けて通る考え方
③低減=リスクの発生確率やリスク発生時の影響を抑える考え方
④移転=保険制度やアウトソーシングの活用など地方自治体外部にリスクを転じる考え方
などがある。
これって、めちゃくちゃ理解できる話ですよね。こういうことを一つ一つ考えて事務事業を行なっていれば非常に簡単なこと。と思うんです。
リスクの対応
①逸脱型対応=
目的の達成を維持しつつ、接近プロセスが何らかの原因によって維持できない場合、原因を明確にして新たな接近手段を選択する。
②未来型対応=
目的の達成を維持しつつ、接近スピードの維持が何らかの原因で困難となった場合、原因を明確にして目標値への接近スピードとそれに基づく段階・手段の新たな設定を行う。
③探索型対応=
目的の達成を維持しつつ、水準の見直しを行い、目標変更を優先して行い、ギャップを埋める接近プロセスや手段の最適化を図る。
④設定型対応=
目的自体の再検証を行い、目的の新たな設定の中で目標などのプロセスと水準を設定する。
以上に加えて、最終的に実効性そのものの確保を断念する「終結型」の選択も重要となる。
わかります?船橋市役所の皆さん。これよこれ。こういうことを常に念頭に事務事業を行えば、問題はありません。
でも、できてないよね。できてれば事故って起きないもん。
事故だらけじゃん。大中小織り交ぜてね(笑)。ダメよ!しっかりしなきゃ。