先週の土曜日、甲府市の自治基本条例10周年をめぐってというシンポジウム?に伺ってきました。

 

 通常私の議員活動のスタンスからは対極にある「自治基本条例」ですが、これ、説明をいただいたら驚くほど凄い話でした。

 

 当時の市長がこのシンポジウムに参加していましたが、市民公募委員全員からなる「甲府市自治基本条例をつくる会」と言う会議体で作り上げていくことを市長が決定し、「甲府市自治基本条例制定研究会」と言う会議体に専門的知見を有する(大学教授、弁護士)方々で構成し、市は事務局機能を担い別に庁内会議体を設置し、全体像を収斂させて行ったということです。

 

 まずこの市民公募委員の会ですが、市民43名で構成、会議開催回数91回、全体会38回、ワーキング36回、運営会議17回で、フォーラム等の開催が3回、意見交換、市民案説明会8回、アンケート調査4,077名回答だそうです。

 

 庁内もまたすごい。庁内検討委員会は各部総室長、ワーキンググループは公募職員5名を含む13名などだそうです。

 

 で、議会部分は議会が。と言うことだったそうです。

 

 まあ、当時はものすごい動きをして条例を昇華させて行った感じですね。

 

 が、しかし、どうも今はイマイチ使われ方が雑なようです。

 

 甲府市自治基本条例を制定しました。