「船橋市役所(船橋市教育委員会事務局)の仕事の怪」というタイトルのブログをもう書くなという天の声がありましたし、ご注進もありましたので書きませんが、保護者から再び書類を預かりました。

 

 僕もなんかクレーマーみたいで嫌なんですけどね、保護者の方が「はい、これ」ってお持ちになって、「一応これで決着ということらしいです。」ということでした。

 

 

 はあ~?「この金額は?」「なんだか新しい金額ですね?」「なんか?もともと『相殺』ってできるんですって。(笑)」「はあ~?」「じゃあ今までの騒ぎはなんだったんですか?」などという会話が繰り返され保護者の方は疲れ切った表情でお帰りになりました。

 

 その後、教育委員会から説明を受けましたが、これは教育委員会事務局の問題にとどまらず、船橋市という地方役場全体の問題であると感じますね。

 

 内部統制、人材育成、日常業務の意義、意味の教育、まあ、数え上げたらキリがないくらい壊れちゃっていますね。

 

 まず一連の実態はこうでした。

 

 1)庁内でも誉れ高き職員を投入して制度設計、システム(電子)構築などをし稼動し始めた学校給食費の公会計化事業。

 

 2)若干のアナログ業務フローに問題はあるもののまあ許容の範囲かな。と。

 

 3)正常稼動により、担当者は人事異動により新たな職場へ。

 

 4)担当課には、1)の全てが詳らかに残されているとは言い難い状態。

 

 5)業務フローの細かな部分が担当職員全員で共有がなく、さらには学校現場にも詳細な情報が共有される状態にはなかった。

 

 6)それにより、ちぐはぐな事務を行うことが生じた。

 

 7)その事務を行ったのは、「非常勤職員」。

 

 8)「非常勤職員」が問題ではない。

 

 9)非常勤職員の任用から教育訓練を始め、処遇等に船橋市側に大きな問題あり。(口では立派なことを言って、大事にしているようなフリをするが、所詮は非常勤よ。程度の扱い。これが今の船橋市役所全体の病巣。僕は、非常勤職員の待遇改善のために組合を作りたいくらい。)

 

 10)教育委員会においては、船橋市の施設に働く者が船橋市職員という認識を持たず、教育訓練をはじめとして、全くの「他人事」。

 

 11)それにより、かの悪名高き「諮問第5号事件」とまったく同じ構図が。諮問5号は完全に最後(諮問まで)までもって行ったかなり悪質な問題であったが今回は寸止めで終わることができたが、保護者は「債権管理課まで持って言ってもらおうか」と言っていたくらい。

 誰だ!「長谷川がマッチポンプ!」などと言っているヤツは?私の子どもたちは二人とも成人していますから。

 

 12)事務事業の伝承がきちんと行われていないこと。これって、ものすごい問題。記録を残すとか、後から検証できるよう決裁伺いを書くとか、何もできていない証左でしょうね。

 

 13)かなりひどい状況。悪質と言っても良いくらい。

 

 14)全体のフローをわかってないヤツが、全体のフローをわかってないヤツに質問されて、適当に答えて問題をこじらせた。

 

 15)こじれたにも関わらず、さらにこじれるような作業を続けた。

 

 16)立ち止まって考えられない職場の環境がある?

 

 17)これはどこの職場も共通でできていない話なのですが、「立ち止まって冷静に問題点を探す。」ことができる職員がかなり少ないのです。ここでいう問題点というのは「原因」のことです。

 

 18)私が議長の時に何十回と議長報告を聞きましたが、根本の原因を探ろうとする部長は一人としていませんでした。これが最も重大。

 

 19)そういう庁内風土であるから、適当に上っ面だけ悪い部分を特定してそれを原因と確定させて、ダブルチェックトリプルチェックをしますと宣う。

 

 20)あきれる部長がたくさんおりました。

 

 まあ、整理になっていませんが、もう嫌になったのでこの辺にしておきます。いずれにしろ、悪いのは職員課と教育総務課でしょうね。あとは事件、事故が起きた時にきちんと再発防止を考えられる頭を持ってない管理職全員が悪いのです。