奈緒ちゃ~ん。日色く~ん。一馬く~ん。日色ちゃん。清さん。ひろこちゃん。りょうくん。けんたろうくん。かずみちゃん。つまちゃん。
議会の中で飛び交う言葉。
二千人以上の投票という選挙結果を経た人に対する敬意のかけらもない呼称、敬称。おおよそ自分は公選で選ばれたという自負、意識に欠ける「言葉使い」「振る舞い」。
私が初当選をして1年生議員のとき35歳。
私を君付けで呼ぶのは会派代表のみ。
これにはある面白い現象がありました。
教育(学校教育、社会人教育)程度が低い人は、やはり意識もできないようです。
そうはいっても私の初当選時は、そういう方々でも当時から相応の知識、礼儀、礼節をわきまえており、T.P.Oをわきまえていましたが、現在の船橋市議会はそのレベルを大きく下回っています。
議員としての、公選職であるという意識のかけらもないのでしょう。
当時は、国会を始め船橋市議会のルール上も「君」が敬称でした。
いま、船橋市議会は、
議員に対する敬称は、本会議にあっては「議員」、委員会にあっては「委員」とするのが例である。と「先例申し合わせ」にあります。
その根拠は、
議会における品位として―地方自治法132、
第百三十二条 普通地方公共団体の議会の会議又は委員会においては、議員は、無礼の言葉を使用し、又は他人の私生活にわたる言論をしてはならない。
品位の尊重─会議規則151
(品位の尊重)
第151条 議員は、議会の品位を重んじなければならない。
ということになっています。
私の記憶では、何度か議長が「さん」づけで質問者を指名したことがあり、その後、田中恒春議長の時に議会運営委員会で申し合わされました。
当時土井たかこ衆議院議長が「さん」づけで指名したのが影響していたと思います。
私たち議員は「一言一句」で勝負しています。
それを日頃から大学のサークル活動じゃあるまいし、「ちゃん」「くん」で相手を呼び、くだらない与太話をしていることに危機感を抱きます。
こんなにもボロボロの議会にいて、執行機関の関係をおかしいとも気づかず、俺はしっかりやってるくらいのつもりでいるようです。
そもそも、以前のブログに書きましたが、
OHPを用意したい議会(左をクリックして下さい。)
のように、原稿の読み合わせで終わる議員が非常に多くいます。やらなきゃいいのにと思いますがね〜。
さて、前述した「一言」「一句」の真剣勝負の議会において、ちゃんと真剣勝負ができているのでしょうか?
本日、ある議員さんから前回の第一回定例会の予算特別委員会がどうだったのかを聞く機会がありました。その方が言うには、完全に原稿棒読みで一年生としてもひどすぎる。でした。さらには、ありゃ原稿を執行機関の職員に書かせたり、まあ、相談をしてやっているんじゃないですか?だって原稿棒読み、一つの質問をしても、その次のツッコミなしだったもん。と。
一年生から、職員使うことを躾けられてたら、まあ育ちませんわな。と。その方は職員の使い方を間違えているとも。
確かに、議会準備を執行機関職員にやらせている議員がまだいるようです。アホか!!無理して質問なんてしなくて結構ですから。と思いますね。
以前にも書きましたが、原稿読むことさえままならない議員もいました。
いったいどうなっちゃうのでしょうか?