議案に対する質疑が終わりました。

 

 非常に不愉快なことがありました。こっちはこのブログの読者の方はご承知の通り、全て事前に予告をし、答弁も予測をし、どこで落とすかも、どういう演技で行くかも含め、すべてメモにしていたにもかかわらず、「あんたはわからんだろうが」という感じで、市長が答弁に立って、ドヤ顔で答弁していました。

 

 それこそが、今回の焦点でもある議会と執行機関の関係において、何も感じていない証左であるにもかかわらず、不愉快そうに答弁していました。

 

 ガキじゃないんだからと言おうと思いましたが、思いとどまりました。

 

 地方自治法の本旨もわからず、ましてや、議会と執行機関の関係もわからず、訳知り顔でどんなに偉そうに言ったって、所詮は付け焼き刃の知識しかないんだから、無理をしなければ良いのに解った風な態度をとって、しかもあんたには関係の無い議会の若手(当選回数、年齢ともに両方)に対して間違えた知識や人生訓などを宣うのは極めて僭越であって、いい加減にしてほしいと言ってやろうかと思いました。

 

 何様のつもりなんでしょうか?裸の王様のつもりは無いんでしょうね。

 

 自分は政治家じゃねえ。とどこかで宣わったそうですが、アホかと言いたいですね。

 

 この「自分は政治家では無い」というのは「政治家を小馬鹿」にした本性が現れた言葉です。

 

 そりゃ、一般質問を聞いたり、普段の会話で考えたり、やっていることを見ればとても政治家として褒められるものでは無い議員が一定数いるのは否定しません。

 

 しかし、20代の議員は20代の若者文化を十分に理解し、考察し市政に反映させようと努力をしている。

 

 3、40代は3、40代で、子育て世代や、最も船橋市でも活躍をしている市民の意識を代表している施策を必死になって考えている。

 

 熟年世代は熟年世代で、高齢社会をどう乗り切るべきかを必死になって模索している。

 

 あんたなんかよりずっと多くの情報量を持っているんだよということがわからない。本当に井の中の蛙そのもの。自分こそがトップに君臨する王様だと。

 

 アホか?あんたがどんなに最高責任者として決裁をしても、50人の議会の過半数を取らない限り、あんたの決裁そのものは否定されるんだということが解っていない。

 

 船橋市の「市」という地方公共団体の「団体」としての最終意思決定権者は「議会」です。

 

 それを全く解っていない。

 

 何度問いかけても偉いのは俺だ。と。

 

 そういうところが、そう言うニュアンスのことを庁内のいたるところで「発言」をし続ける限り、セカンドをはじめとして、公選ではない木っ端役人どもが大きな勘違いをするのです。

 

 なにが接遇日本一なんだ。と。あなたこそが接遇日本最低では無いのでしょうか?

 

 市長が市長がと怯える一年生議員を見て不憫で仕方がありません。偉そうに口をきくから自然と身についた処世術。先輩がきちんと教育しないから、市長が一番我らが二番。アホか!

 

 私は一年生議員が政治家の矜持をもって日々の活動ができる環境を構築していこうと思います。

 

 それにしても困ったものです。