有志の議員さんの呼びかけでLGBTの勉強会を開催していただきました。

 

 非常に興味深い、また有意義な勉強会でした。

 

 タイトルは「今、なぜ性的マイノリティの人権に取り組まなければならないのか」ということで、千葉大学教育学部の片岡洋子先生のお話を伺いました。

 

 私の中学時代には華奢な背の高い○○くんという子がいて、完全に性同一障害と思われる子でした。当時はいじめられることもなく、しっかり学校生活をしていた記憶が残っています。

 

 学生時代にまあ、あちこちぴょんぴょんしている時代には、学生とは縁遠い世界の女性とお付き合いがあり、新宿二丁目界隈に何度か連れて行っていただいた思い出があります。

 

 業界的に同様の業界の方々に混じって、真面目な話に加わらせていただいて「大人の世界」を感じ、「究極のサービス業」「接客業の鑑なのよ。」と教えられたものでした。

 

 今日の勉強会で言えば、「倒錯的性非行」とされている時代だったので、「あ~いう話だったんだな。」と妙に納得しました。

 

 世界的な傾向についてもいろいろとお話を伺い、なるほどねえ~ということばかりでした。

 

 大人の世界はまだちょっと待ってもらうとしても、子供の世界は喫緊の課題だよな。と感じました。

 

 ちょっと目から鱗的な話は、児童生徒の保護者向け勉強会が有効だというお話には妙に納得でした。

 

 この勉強会のお話をいただいたときに、どこから何をやるべき課題なんだろうと思いました。

 

 一時、渋谷区のパートナーシップ証明書の交付に関連して、メディアで取り上げられたりして、話題になりました。

 

 そっちの話か?なんだ?と思っていましたが、どちらかというと教育の世界が先行しているようです。

 

 文部科学省の通知が次のようなものだったようです。

 

 性同一性障害に係る児童生徒に対するきめ細かな対応の実施等について

  (上記をクリックしてお読みください。)

 

 そしてこういうものが学校現場の先生向けに用意されているようです。

 

 性同一性障害や性的指向・性自認に係る、児童生徒に対するきめ細かな対応等の実施について(教職員向け) 

  (上記をクリックしてお読みください。)

 

 

 学校現場の先生方の仕事が増える感じですが、ある一定数の悩み多き子供たちがいることも現実としてあると思います。その子達がもがき苦しむことなきよう環境整備をしてあげるべきだと思います。たぶん今時の子供たちは、正しい情報で教えていけばきちんと対応できるようになるのではないかと思います。

 

 むしろ固定概念で凝り固まっている我々大人の方が大変かなと思います。

 

 議員連盟も立ち上がり勉強が続くようですのでいろいろと考えてみたいものです。