週末の報道系ワイドショーがいくつかあります。さてさて楽しみです。

 

 さすがに報道系ワイドショーでは芸能系ワイドショーとは趣が違いますので、少しは安心して見ていられます。

 

 私の家のテレビはタイムシフト機能付きのため、6つのチャンネル分は、どのチャンネルでも4日前くらいまではすべての番組を見ることができますので、結構楽しみますが週末の報道系ワイドショーも売国自虐左派系は意識的に見ません。例えば関口宏のものなんてアホくさくて絶対に見ませんね。実は唐橋ユミアナウンサーは、僕の一番好きなフリーアナウンサーですが、残念です。

 

 政治の思想は多種多様であることを認めますが、テレビ番組の姿勢で我が国の国民は「愚民」であり、「我々テレビ媒体こそが国民の教育を行うのだ。」という大きく間違えている姿勢は改めるべきでしょう。

 

 そして、政権批判をするのは結構ですが、そこに嘘までも織り交ぜて、あるいは間違った情報までも国民に対して限られた資源である「公共の電波」を使って行う事業は許されるべきものではありません。

 

 だからこそテレビ朝日の古舘伊知郎も番組を追われ、古くは久米宏が追われとなったのは良い例だと思います。

 

 「反権力」を否定するのではありません。間違えた情報を流すことへの怒りです。

 

 さて話を戻しましょう。

 

 東京都議会自民党批判を繰り広げるであろう報道系ワイドショーと思いましたが、本日土曜日の段階では韓国、北方領土が主のようです。っていうか私が見る番組では。

 

 私は関西系の報道系ワイドショーが好きです。

 

 本音、本気の番組作りが多いですからね。以前にも書きましたが、

 

読売テレビの「そこまで言って委員会」(左をクリックしてください。)

 

朝日放送の「正義のミカタ」(左をクリックしてください。)

 

とかですね。そして関東でも放送されている、

 

読売テレビの「ウェークアップ+」(左をクリックしてください。)

 

なんかですね。

 

 どうして関東は斜に構えて知的知識階級を装う番組が多いのでしょうかね。(笑)。

 

 さて、ブログをお読みになった方からご意見を賜りました。

 

 まず番組等で字幕、キャプション等を付されて自民党の野次をことさら強調されていることへの反応です。

 

 「ヤジが汚い」とお感じのようです。「聴いていてどうかと思います。」ということのようです。

 

 あの議場は、放送前提で物事が進んでいません。ことさらヤジを強調して放送することを目的に会議を行っていません。

 

 地方自治法で定められた議案を議決するかどうかを「見極めるために」様々な角度から質問を行います。そのための会議です。

 

 その際、従来は東京都議会は質問と答弁をすり合わせていて、その原稿なども概ね決まっていたようです。簡単に言うと予定調和な内容に落ち着いているということです。

 

 しかし、知事は選挙前からそう言うことを含めてすべて議会を否定していました。もっというと、議会の行ってきたことを否定していましたし、メディアを通じことさら「悪者を仕立て上げ」小泉総理が行ったような劇場型の政治を行うようにメディア誘導をしています。これはある意味バーチャルな政治を行うと言う非常に有権者を馬鹿にした行為であります。

 

 ましてや、素人丸出しの知事でしたが、議会を解散するとまで言い切りました。そんなことは法律上もできないようになっているにも関わらずです。

 

 もっと言うと、知事は、このご意見をくださった方のように、テレビ番組の一部だけを見て「そう言うものだ」と納得する愚民ばかりだから、メディアを有効利用しよう。そしてメディアが乗ってくれて、常に番組のメインにとり上げてくれる内容の情報を提供し続けようというのが意図として見えすぎています。

 

 政治というのはバーチャルであっては絶対にいけないものであって、リアルでなければなりません。むしろリアルに正しい姿に持って行こうとしているのが、都議会自民党であり、政府自民党も偏向報道には毅然たる態度で臨んでいます。

 

 「全国民が観ていることを知っておいて頂きたい。」とお考えのようですが、たまたまテレビで取り上げておりますが、あくまでも東京都の話であって、私も含め東京都民以外には関係のないことでもあります。

 

 ですからすでに、東京圏以外のテレビでの報道は少なくなってきています。それがどういうことかをお考えになった方がよろしいかもしれません。

 

 そして私に対して「都議会自民党が正しいと思うならば、知事に資料も出さない、ましてや、あのヤジ恥ずかしい行動なのでは?」とおっしゃってきています。

 

 資料を出さないという意味が全くわかりません。報道を見て、聞いて、「資料を出さない。」という報道は少なくとも私は接していません。さらに申し上げれば、「通告をしなかった。」ように知事も報道もしているようですが、そのこと自体に知事は誤りがあります。前回のブログにも書いたと思いますが、都議会が通告制を取っていたといたらそれは議会のルールでそのルールに沿って通告はしていたはずです。現に私が触れた報道では、通告はしていました。

 

 東京都議会会議規則を念のため掲載しておきますが、この規則を守っていれば、それで良いことになっています。

 

(発言の通告及び順序)

第四十四条 会議において発言しようとする者は、開議前、あらかじめ議長に発言通告書を提出しなければならない。但し、やむを得ないときは、この限りでない。

2 前項の通告書には、質疑についてはその要旨、討論については反対、賛成の別を記載しなければならない。

3 発言の順序は、議長が定める。

4 発言の通告をした者が欠席し、又はその順位に当つても発言しないとき、もしくは議場に現在しないときは、通告はその効力を失う。

(通告しない者の発言)

第四十五条 発言の通告をしない者は、通告した者がすべて発言を終つた後でなければ、発言を求めることができない。

2 通告しない者が発言しようとするときは、起立して「議長」と呼び、議席番号又は自己の氏名を告げて議長の許可を得なければならない。

3 二人以上起立して発言を求めたときは、議長は先に起立したと認める者を指名して発言させる。

 

 この会議規則を読める方は、なんら今回の都議会自民党が問題ないことがわかると思います。

 

 あくまでも事前の通告は答弁者である知事へのサービスにすぎません。

 

 通常は、簡単な項目に基づいて「想定問答集」を作るのが知事の部下の仕事であって、議会の側を責めるのは筋違いも甚だしいのです。

 

 今回多くの報道が、「事前すり合わせの馴れ合い議会」をあたかも推奨するような論調ですが、それはただ単に女性知事が悪者自民党にいじめられていると構図を表現したいがためにの論調であって、あくまでもメディアバーチャルに迎合したにすぎません。

 

 これが地方議会の機能不全などを記事として描く場合は、「首長と議会の馴れ合い」の典型例として本会議の原稿の読み合いを批判します。

 

 そして「子供のいじめかと思うほどです。」とお感じになったようですが、そうではなく知事の方がメディアを利用して悪者の宣伝を一方的にするという卑怯極まりない行動をしていることを賢明な読者なら気付いているとは思いますが、気づけない方も多いようですね。

 

 「全国民が観ています。」と締めくくられたのですが、だからんだという感じです。前述したように、東京都議会の問題は東京都民の皆さんが考えることであって、だからこそ私は、大衆迎合をしないで都議会自民党には是非とも頑張っていただきたいと思います。