再び、視察の報告に戻ります。

 

 鹿児島から大阪に行って、健康福祉委員会の視察に合流して、2日目は愛知県大府市に伺いました。

 

 大府市ウェルネスバレー構想(左をクリックして下さい)の視察です。

 

 船橋の市長の打ち出した構想を受けての視察です。

 

 まあ、第一印象としては「ふむふむなるほどね」のイメージで、松戸市長がイメージしているものとはちょっと違うかもね。という感じでした。

 

 国、県、市、隣町と一緒になって考えている事業であると強く感じました。

 

 あきらかに国県との付き合い方が違うので、こういう感じにはいかないなあ~というのが全体的な印象です。

 

 ただし、素晴らしいと思ったのは、それぞれの役割分担や立ち位置がはっきりしていて、たぶん完成形はかなり良レベルの街になるんだろうなと思ったところです。

 

 国立研究開発法人 国立長寿医療研究センター(左をクリックして下さい。)

 

 はすでに設置され、かなり高レベルの研究が行われているようです。それ以外にも、民間事業者による高齢者施設があり、さらに小児医療総合センターがありと、コンセプトはしっかりしているでしょうし、その一つ一つが、きちんとした議論が行われ、コンセプト作りが行われた様子が伺えます。

 

 これって、なんていうんでしょうかねえ~、いろいろな話の随所に、「トヨタ」という単語が出てきました。

 

 知る人ぞ知る、世界企業である「トヨタ」がある愛知県。その周辺自治体に数えられる大府市。なるほどねえ~。

 

 愛知県自体が、トヨタの恩恵を受けながら周辺自治体もだと思います。実際に、大府市にも関連工場があるという話でした。

 

 何もトヨタのおかげでこういう事業ができるとは言いませんが、なんというんでしょうか?説明をいただいている中で、なんとも言えない「余裕」というか、安定感を醸し出しているところが一番印象的でした。