もういい加減頭きた

 

 怒れ全国の地方公務員よ!

 

 怒れ全国の地方議員よ!!

 

 ほんの一部の、不作為や問題点を針小棒大に面白おかしく放送し、あるいは放送せしめたるために「意味深長な言い回しの発言」をする小池東京都知事に猛烈憤りを覚えます。

 

 ここで是非、東京都議会はヘタレないで、徹底抗戦していただきたいものです。

 

 一部だけをテレビでみました。所信表明?

 

 バカですねえ~と思いました。都民受けする内容盛りだくさんのものでした。小泉総理の郵政民営化議論で「自民党をぶっ壊す!」とやったのは議院内閣制の国会制度の中で、党内対立軸を演出して行った政治ショーの戦略でした。

 

 しかし、二元代表制(今は二元的代表制と「的」を入れる傾向にありますが)の地方議会においては、議会招集権限以外、首長になんの権限もありません。

 

 全くなんの権限もないのです。

 

 すべての議会での議決のための議会運営は議会がグリップを完璧に握り、議員の多数決でどうにでもなるのです。

 

 しかも、多数決でなくてでも決められるのです。私今回ほど都議会議員でいたかったと思ったことはありません。

 

 知事提案の事案を全て先送りなどをすることはいとも簡単。議事日程を、審議日程を決めるのも議会ですから、議会が、都民ファーストの慎重審議を徹底的に前面に出して丁寧な広報戦略をしていけば、すべて時間をかけて先送りは簡単。都政が停滞するとかいうかもしれませんが、「『根回し』をせんよ。」まで宣言しちゃったなら、なおのこと慎重審議の表の審議に時間をかけなきゃなりません。あんたはできないけど、今までだって大臣の時にみんなが根回しをしていたんだよ。と声を大にして言いたい。

 

 小池演出の中で、自身の周りがやっていた根回しはレクチャーであって根回しではないなどと言いかねないですね。(笑)。

 

 まあ、都議会がヘタレてなくて、一致団結すれば、小池なんてあっという間に吹っ飛ばされちゃいます。

 

 ただねえ~これまたヘタレが多いのが若手議員なんですよね。若手は、選挙経験回数が少ないから、どういう時にどういう投票行動がおきるかを、メディア的発想しか持てないのです。

 

 当選回数が多い議員は、その間に、国政、地方それぞれの選挙を戦っていますから、メディア情報、社会情勢などその時々の様々な要因による選挙の勝敗原因を体感していますから、どういうものになるかもわかるので、ブレないし、落ち着いていられるのですが、若手は違うというところが小池側の戦略でもあるとは思いますが。それでブレちゃう。あるいは、まとまれない。まとまれない環境整備が内田前幹事長を「悪者」に仕立て上げる戦略。

 

 こういう全体的なメディア戦略を見ていると乗せられるメディアもメディだけど、僕から言わせりゃ「なにが都民ファースト」だよと思います。

 

 完全に「小池ファースト」に過ぎません。

 

 東京都の職員諸氏、東京都議会議員諸氏には頑張っていただきたい。