月刊 ガバナンス No.182  2016 6月号 ぎょうせい刊 P61より

 

学校、園への配布物の送付を制限

 神戸市(155万800人)教委は、学校園への配布物(チラシ等)の送付を原則禁止した。

 

 全国的に教員の長時間労働(多忙化)が問題になっている中、関係部局から児童生徒に配布してほしいと、多くの印刷物(チラシ等)、掲示用ポスターが送付され、その対応が教員の負担となっていることがわかった。

 

 そこで、関係部局に対し、①児童生徒本人に直接連絡する必要があると認められるもの、②その他教育委員会が特に必要と認めるもの-以外の送付を原則禁止する通知を送付した。また、児童生徒全員に配布する必要がある文書を学校園に送付する際にも、仕分けしやすいよう40部ごとに仕切紙などの目印を入れるよう求めている。

●神戸市教委総務課

 

 こういうことが大事ですよね。って思います。なんらかのデータ取りをして、データが物語っている何かがあれば対応する。

 

 先般、政策科学の勉強会に行ったっ時に、随分と言われた話です。

 

 保育士の募集なんかを学校を通じて行うとかってのもあったような気がしますが、何につけても学校を経由して市民周知を図ることって大事ですが、「紙」はいただけないな。と思います。

 

 学校に無関係の配布の手間を学校現場に持ち込んではいけないと思います。(そうはいっても私も使えばいいじゃん派でもあるのですが)。手間をかけるのはよろしく無いと思います。

 

 本論から外れますが、私は、学校単位で、児童生徒の保護者連絡メールを導入していることが気になって仕方ありません。

 

 そもそも訳のわからんことやっているようで不愉快極まりないのです。無償アプリを勧められるがままに導入しているようですが、事故が起きた場合の責任の所在などから始まって、その運用自体の責任はどうするのでしょうか?無償の代償は何かを調べないままに安易にしていませんかね?

 

 私は一般質問の対象になると考えています。

 

 どなたかおやりになったらいかがでしょうか?

 

 私は、ちゃんとしたアプリケーションを予算化して教育委員会が用意しろよ!派ですが、そうすれば、少なくとも各種市からの連絡をしやすくなると思うんですよね。

 

 それもゴミメール扱いされたら終わりですが、やらないよりはマシ。やって不具合があれば修正すれば良い。ということでしょうね。