本日(29日)から、議案に対する質疑と一般質問を合わせて行う日となりました。さらには、今回から「代表質問」という変なルールの行事が行われました。

 

 そのことを決める議会運営委員会の時には委員を辞任していたのでどういう経緯で決まったのかわかりませんが、「代表質問」という括り?「代表質問」と称する?今まで行ってきていた、第1回定例会の先例申合わせ集記載のことをちょっと順番変えてやった?みたいな?って感じ?

 

 第1回定例会は、「市政執行方針及び議案に対する質疑」としてその中に一般質問を含めて行う。となっているものを、年々の劣化しているこの質問タイムの質問を、第1回定例会の中に「代表質問制」を導入しようという市民社会ネットワークの浦田議員が提案したものです。

 

 私が議長の時だったか、議運の委員長だったか忘れましたが、同様の提案があり、全く同じ意識であったために、なんとか実現できるように協議のテーブルに乗せ続けましたが、残念ながら、協議が整いませんでした。

 

 それを、今回は議会運営委員会で整ったということだったので期待をしていましたが、大きい会派順というところまではカッコよく、いい感じで2人目まで終わりましたが、3人目はなんだかなあ~という感じでした。明らかに企画財政部が書いた原稿の棒読みから、つっかえる部分があり、さらに一転途中からは文体が変化し、さらに変化しという感じのなんだか議運の委員長の会派でありながら、この制度の提案趣旨を全く無視した状況にはげんなりという感じでした。

 

 だいたい、「代表質問」の定義づけもせずに、それぞれが勝手に思う、勝手に考える「代表質問」?だったようです。

 

 まあ、それはさておき、本日の質問で議案第42号 船橋市図書館条例を取り上げる議員が多かったように思います。

 

 私が現段階で許せないのは、この議案は、市内図書館を指定管理者に運営を委ねようということです。

 

 もともと、私はこの手のものは民間活力導入派ですが、手続きの問題を指摘したいと思っています。

 

 議会軽視も甚だしいのです。

 

 唐突に議案として、図書館運営の方針大転換ですから、それなりの手順手続きがあるだろうと思うのです。

 

 しかも条例の全部改正は、以前からも申し上げているのですが、議会に提案するなら審議時間を確保するためにそれなりの手順を踏むべきだということなのです。

 

 今回我々が議案を手にしたのが、2月16日です。そして説明を受けたのが開会後。何の前振りも何もなく、無礼極まりないのです。

 

 総論賛成ですが、各論は反対の可能性もありなので審議時間の確保を求めたいと思っています。

 

 今回は、議会軽視議案が2本かなと思っていますが、この唐突感図書館条例は、まだ調査が追いついていません。これでよく他の会派が黙っているなと不思議です。

 

 まあ、質問もこれ一本でもいいかなと思い始めています。