実は、先般、ある職員の方からというか、方々から入ってくる話が全て臨時非常勤の勤怠のシステムの苦情でした。


 いろいろと調べてみると、確かに。


 臨時非常勤のコンピュター処理のシステムが動き始めたようです。しかし、それは、マイナンバーの導入に伴う臨時非常勤給与計算システム更新が、うまくいかず新たに導入したというもののようです。


 しかも、おおよそ1,300万円の予算で。


 私は、船橋市役所の職員に対してかけるお金のかけ方は、異常であると考えています。これは多いという意味ではありません。


 以前にも書いたかもしれませんが、今時の職場として、出勤、退勤を打刻だけのタイムレコーダーを使用し、あとは全てが手作業。


 部長の出勤、退勤を管理するシステムもなく、管理職と呼ばれる、いわゆる時間外手当を支給する対象でもない職員も、出勤、退勤を管理する仕組みは無いようです。


 有給休暇等を取る場合は、上長のハンコをもらうようですが、それも紙。おおよそ労働基準法の世界とは無縁のようなamazingな世界とでもいうんでしょうか?むしろunbelievableな世界の方が適切かもしれませんが、何れにしても、過重労働を助長してしまうのではないかと思われる勤怠管理であったり、そういう勤怠の思想があるのではないかと思われます。


 今時は、ブレスレット式や、腕時計式の機器を使って健康管理までする時代であるにもかかわらず、「はあ?」って耳を疑うような職員の待遇・処遇が存在します。


 私は、上司が廊下ですれ違っただけで、「あいつ顔色悪いな。」と感じた瞬間に、リアルタイムで勤怠やヘルスチェックの状況を見られるようになるくらいでなければいけないと思います。


 そう書くと「個人情報が」とか言い出すとは思いますが、いやいや結構ですよ。保健室の方で把握するとか、適時に保健室で本人とのコミュニケーションをとるとかすればいいわけですから。


 僕は、市役所の職員こそ、最先端のIT技術を使った「管理」システムを導入すべきだと思います。


 そのためには、二桁億とか三桁億の導入費用がかかっても良いと思うくらいです。そのくらいガラパゴスなのです。


 そもそも、今回のシステム更新で、「仕事が単純に増えた。」というのが、まず最初の印象です。


 簡単に言うとマイナンバーの話はどこへ行ったのか知りませんが、話になりません。


 時系列に話を聞くと、この予算執行、導入にものを申せる知識のある幹部職員がいなかった証左でもあります。


 これは、現段階の担当ではなく、はっきり申し上げておきますが、前任者です。最低だと思います。


 だから総務部が絡む、あるいは責任を持つべき事項で、事故ばかり起こっています。困ったものです。


 下記の件もそうです。これなんかアホの極みです。文教委員会もへなちょこです。何もアクションをおこしていないようです。


 なぜこう書くかというと、ご覧下さい。下記の文。私は2報、3報の報告が上がってくるものだと思っていたのです。しかも本来なら、ほんの数日後にあってしかるべきです。


 ふざけた話です。全く。


                                                                 学校教育部学務課
平成28年1月28日


議員各位


市内小学校教諭のUSBメモリー(個人情報)紛失事故について


1 事故の概要

市内小学校教諭は、平成28年1月25日(月)午後7時25分頃に帰宅するとき、私物のUSBを職員室の机の引き出しから取り出し、ズボンのポケットに入れた。翌日の1月26日(火)の朝、学校に出勤してからUSBがないことに気づいた。いつ、どこで紛失したかは、現在のところ特定されていない。

USBの中には、現1年生5クラス159名分の名簿・体力テストデータ、現担任32名分の成績・児童が活動している写真、平成26年度担任32名分の名簿・成績・児童が活動している写真、平成25年度担任32名分の名簿・成績・児童が活動している写真が入っており、児童の個人情報を紛失した。

今回の事故においては、船橋市立学校における個人情報取り扱いの手引きで決められている、私物のUSBは校務では使わない、パスワードを設定する、個人情報を持ち出すときは管理職に許可を得るということが守られていなかった。


2 該当教員

   市内小学校 男性教諭(57歳)(1学年担任)


3 事故発生日時・場所

   平成28年1月25日(月)午後7時25分から

26日(火)午前8時までの間

   通勤経路上、学校内、自宅内のいずれか

平成28年1月27日(水)船橋警察署に紛失届けを提出

問い合わせ先
学校教育部学務課

千葉日報より2016年01月29日 10:31

学年主任がメモリー紛失 船橋、223人の個人情報入り


2016年01月29日 10:31

 船橋市教育委員会は28日、市立小学校1学年の男性教諭(57)=市内在住=が、児童223人分の名簿と成績など個人情報の入った私物USBメモリーを紛失したと発表した。27日に船橋署に紛失届を提出し、28日に全校児童の保護者あてに文書で報告。後日、説明会を開き謝罪する。28日現在、個人情報悪用の報告はないという。

 市教委によると、男性教諭は25日、学習資料作成のためメモリーをズボンのポケットに入れ帰宅。翌朝出勤して紛失に気付き、夕方に校長へ報告した。

 メモリーには、現担任クラスと、過去に担任したクラスの児童、現在の1学年5クラス全員の名簿や成績などの個人情報が記録されていた。同市はパスワード設定のある校務用USBメモリーは許可があれば使用し、データを持ち出せるが、男性教諭は、パスワード設定がない私物メモリーを無許可で持ち出していた。

 市教委の秋山孝学校教育部長は「紛失を大変重く受け止めている。再発防止を徹底する」と謝罪した。