さて、前回のこのタイトルのブログですが、怒りにまかせて書きましたら、肝心な部分が抜け落ちてしまうという失態を演じております。


 整理しましょう。


 船橋市は、保育士不足を補うことを保育の現場全体(公立保育所、私立保育所ともに)でやっているというふうを装って、保育士採用のためのキャラバンを関東近県にかけました。


 が、しかし、公立保育園の保育士を90名も合格させるということは?当然、私立保育園の保育士募集に影響を及ぼしています。


 先般、懇意の保育園理事長と忘年会で一緒になり話はずっとその話。「結婚退職などで5人辞めた。市が定員を増やしてくれっていうから増やしてやった。住宅費の補助を出すからよろしくと言われた。なんでも協力するつもりだった。」


 だけどよ~、長谷川さんよ~、ひでえと思わねえ?公立の保育所の非常勤の時給が1,510円だってよ~。役所がよ~、みんな保育士持ってちゃったら、回ってこねえよ~。定員なんて増やせねえよな~。


 って。時給単価1,510円のことを怒っていらしゃるのに、市が正規職員の保育士90人採用なんて口が裂けても言える雰囲気はありません。


 あ~、なんだかなあ~って感じです。


 さて、臨時・非常勤職員の募集を見てみましょう。


「臨時・非常勤職員等の募集」の記事一覧


 以前にも指摘をしたのですが、臨時・非常勤職員の様々な問題が出てきており多くの議員が指摘をしています。


 総務部職員課は何をやっているのでしょうか?


 今般も議員宛に、時間外保育士の待遇についての涙ぐましい手書きの訴えの書類が届けられました。


 なんで、非常勤保育士だけが時給単価が上がって、私たちは据え置きなんだということのようです。


 まだ詳しくはチラシを見ていませんから、よくわかりませんが。


 正規職員保育士、臨時保育士・保育職員、非常勤保育士、保育補助職員、時間外保育職員等々、公立保育園の現場には、数多くの職種の職員がいます。


 それなのに結局、それらの職員の他職場とのバランスなどを勘案しながら、その待遇等を考えなければならないのに、どうも違うらしいのです。


 だいたい、保育の現場以外でも、「保育士資格」による採用の就業・勤務パターンがあったり、他の資格(看護師など)での保育現場での就業・勤務パターンがあったり、無資格での就業・勤務パターンがあったりでなんだかそういう人たちの混在する職場での勤務パターンコントロールって、専門的にかつ労働基準法や地方公務員法など労働関連法規とともに職場環境を整えなければなりません。


 それを担当課に任せる愚を未だに続けようという船橋市総務部職員課の存在は、もうどうなっているのか信じがたい状況です。


 上記のどの就業・勤務パターンであっても「人件費の支給者」は、船橋市長のはずです。


 給与だとか、報酬だとか、費用弁償だとか公務の世界独特の言葉を如何様に使おうとも、人件費の受給者は「給料」を「市長から」もらっているとしか受け止めません。全庁的に、バランスをとった誰もが納得のいく、「人件費の体系」を一体的に管理・運用、コントロールをしなければなりません。


 そういう責任を強く、きつく、厳しく担っているのが総務部職員課です。


 しっかりとしていただかなくては困ります。そういう勤務環境トラブルが勤務のモチベーションに大きく影響することは否めないのです。


 そしてそれが間違いなく事故につながる。ここでいう事故とは、「様々な不祥事」も含め言います。


 しっかりしていただきたいものです。