下総三山の七年祭り

 昨日6月1日は、二宮神社月次祭(つきなみのまつり)に参列いたしました。久しぶりでした。


 もう神社では、七年祭に向けた準備が着々と進んでおります。月次祭のあとは、七年祭の打合せです。七年祭の全体像で申し上げますと、一番メインの11月1日に三山の神揃場に4市9神社のお神輿がやってくるのですが、当然と言えば当然ですが、三山の氏子は、それらを受け入れる「接待役」になります。従って、湯立祭と言って、9月に三山の氏子が行う祭があります。


 もう、その準備は真っ盛りという感じです。


 お神輿の渡御ルートが内々定し、これから関係各所と協議開始のようです。


 「ようです。」とまるで関係ないような書き方ですが、9月の三山のお祭りは、寅待会という、若い衆の会の仕切りです。すべてを寅待会が整えます。


 私も寅待会員ですが、今は、申し訳ないのですが、氏子総代の方の仕事を頑張ります。氏子総代も基本は寅待会員ですが、簡単に申し上げますと、氏子総代会がおやじ組だとすると、寅待会が子供組、という感じです。


 田舎町ですから、厳格に組織が固まっているわけではありませんが、本来でしたら、氏子総代会の上くらいに長老の会の奉賛会などが存在すべきですが、あることにはありますが、縦系列できちんと組織化はまだまだという感じです。


 いままでの町の歴史みたいなもので一朝一夕には、変えられないのが現状です。とは言え、「七年祭り」というキーワードで旧の町全体がまとまる、固まるのが実態です。すごいパワーです。そして口は悪い(言葉使いが乱暴で汚い(笑))んですが、結局みんな仲が良くて、それが妙に私にとっては心地よいものです。


 まあ、それにしても口は悪いですね~。「会議」「打合せ」を聞いているとどう聞いていても「喧嘩してる?」としか聞こえません。なのでそれが自然に身についてぼくの「普通の会話」も「怒ってる」ように聞こえるようです。(笑)。


 さて、一つの話題。

 9月の三山のお祭りと、11月の大祭とで、「演芸」が行われます。

マセキ芸能社


 にいつもお願いしているようですが、これがすごい。

 二宮神社の七年祭で営業に来た芸人さんは、「確実に売れる。」んです。過去にはウッチャンナンチャン、いとうあさこ、ナイツ、狩野英孝などだそうです。今回もご期待いただいて良い感じです。私は、過去のほとんどが、祭典副委員長を務めさせていただいて、演芸は見る機会がほとんどなかったのですが、まあ、そういうことのようです。


 今月の半ばには、警備計画が出来上がり、警察のご指導を受けながら、警備計画をブラッシュアップしていきます。そうこうしているうちに、お神輿の細かい修繕(お色直しみたいなもの、これだけで数百万円)が終わって戻ってきます。その後、いろいろな作業も目白押しです。


 そうそう、先般は、神社役員、寅待会役員、祭典役員などで市長にご挨拶に伺いました。市長はじめ、関係する市の「お偉いさん」にご挨拶です。

県指定無形民俗文化財ですので、市の全面協力が欠かせません。もう他市の市長さんなんて、ご挨拶する先々で「今年は七年祭りですから」を言ってくださっているようです。


 船橋市の松戸市長には様々なシーンでご登場願わなければなりませんので市長の負担も大変です。そもそも、9月の祭りはスタートが午前6時からです。6時にご挨拶をいただく。とか、もうた~いへん。


 まあ、今後もこのブログ上で進捗状況をお伝えしていきます。