さて、本日から市議会議員の任期が始まりました。

 4年間頑張っていこうと思います。

 そんな矢先、素晴らしいニュースに触れました。


日本郵政、アップルなどと高齢者向け新サービス

日本郵政が米IBM、Appleと提携--高齢者向けサービスの実証実験

 船橋市はまだまだハコモノを作っていくようです。保育園の建替や清掃工場の建替など、計画的なものとその場しのぎの長期的展望に立たない無計画なハコモノの混在です。混在させることによる目くらましとでも言うんでしょうか?

 市民の皆さんにわかりにくくしています。さらには今回の市議会議員選挙、右も左もわからない新人議員の大量当選によって議会のチェックも甘くなりそうです。


 私は、ガラパゴスICT市役所の船橋市役所が、いつ、どこで目覚め、ICT投資をし始めるのかを注目しています。


 この記事にあるようなことをどうして取り組んで来なかったのか?


 私は、ICT技術の進展は行政サービスのあらゆる分野に効率化をもたらし、さらには、より高度なサービス提供をもたらすものと確信をしております。


 私が考えていたのは、広報のタブレット端末配布です。まずは、それによってタブレットに慣れ親しんでもらう。操作を覚えてもらう。高齢者世帯だけで良いのではと思いますが、不公平感が出るのであれば、市内全世帯でも良いと思います。住民の社会的移動がありますから、貸与という形で配布するのか、あるいは通信費の負担をどうするのかなどで取り扱いが違ってくるでしょうが、近い将来の公衆無線LANアクセスポイントの市内全域の設置などで見えてくる何かがあるでしょう。

 そういうものは一つ一つ前向きに解決していけば良いだけのことで、ほんの小さな問題点にすぎません。


 一方、まずは高齢者だけにまずスポットを当ててみましょう。

 行政からのお知らせ事項の伝達、安否確認、健康状況チェックなどから始まって、生活支援はまさに今回のこの新聞記事にあるようなことから、様々なことが想定、想像されます。

 地域包括ケアシステムの、ICTシステム構築が進み、元気な高齢者も取り込めていけばより良いものに仕上がっていくのでは無いかと思います。こう書くと「そんな人材いませんよ」とか言い出しそうなのが船橋市役所。そんなもの、外部委託をすれば良いだけのことです。


 船橋市役所に欠けているのは、そういう発想。どういう発想?そういう発想だよアホが!

 「外部委託」をすればいいじゃない!の一文にどう反応するか?

船橋市役所的発想ですと、「そんな企業ありますか?」「そんな委託先無いでしょう」ですね。きっと。


 船橋市経済部のダメなところはそこです。事業創生。新規事業創出は役所からやるべきなのです。そこまではやりすぎでしょう!という言葉が返ってくるでしょう。だからダメなんです。それらは単なる「やらない理由」であり「やりたくない理由」に過ぎません。汗をかきなさい汗を!


 例えば、関連事業を行っている事業体との取引はないのでしょうか?

 或いは、

 同じことを考えている自治体は無いのでしょうか?


 これだけ、インターネットで情報が溢れかえっている中で、情報を見つけ出す力も職員の能力の一つになってきていませんかね。


 いずれにしても、経済部が窓口になって、地元経済界に「事業創出」のお願いをするべきだと思うのです。小難しく、「業者登録はしていますか?」とか職員はなんとも思ってない「お上のプレッシャー」をかけてみたりしないで、民間事業者の皆さんが快く「取り組んでみようかな」と思える環境整備が肝要です。


 何と言っても、口のきき方さえもまともでない船橋市役所で、とうとう「接遇日本一」も聞こえなくなってきましたし、名表(名札)に、「接遇日本一」とプリントしておきゃ接遇日本一ができてる気持ちになっている愚かさに口あんぐりですがそれは置いておいて、話を戻します。


 チョット逸れるのですが、「お上の言葉」を無意識のうちに使う市役所だなと。「お願い」も「お願い」にならず「お願い」が「嫌がらせ」や「強制」になっているかどうかの区別もつかない市役所です。

「相手にどう伝わるか」も意識できない市役所。

私はかなりうんざりです。長年染み付いた垢よりもひどく、接遇日本一をいっている、或いは担当している部、課の責任は重いなと思うのです。


 「敬語」を使えない。というのではありません。TPOに合わせた会話術というのは存在すると思うのですが、まずその訓練ができていない。困ったものです。


 またまた逸れております。


 そうです。何気ない役所の会話や言葉でも、まったく通じないものって多いのです。それなのに、得意げに平気で喋り続ける。だから市民の皆さんが怒るのです。ことほどさように「コミュニケーション」とは難しいのですが、そのこと自体に危機感を持っている職員がいないのです。


 事業者の皆さんが「船橋市のために一丁やってみるか!」の気持ちにさせる話術と支援や援助をしっかりと用意する力がなければいけません。

そこにまた船橋市役所の弱点が出てくるのですが、机上の空論ばかりで、事業者の皆さんの意見を聞かない。聞く耳を持たない。で、勝手に自分たちの想像と自己満足で物事を進めるケースをいくつも見てきました。倫理規定などという縛りをつけて職員を萎縮させる庁内体制にも問題があると思います。「いやいや届ければいいんですよ。」って。そういうもんじゃない。と。規定の存在と届け出の煩わしさと半分プライベートに近いものを丸裸にしたいと思う職員など誰一人いません。


 高い倫理観がある職員をしっかりと育て上げることの方がずっと重要です。


 何度も何度も話が逸れていますが、私はこれからの4年間で失われた16年間プラスを少しでもまともな行政にし、60万都市に相応しい行政事務の各分野が良い意味で目立つ市役所に変わってもらえるよう、微力ながらきつい言葉と毒づいていくことを宣言したいと思います。