冷静に考えたらあまりにもバカらしくなったので、はっきりさせておきましょう。
議会運営に直接的に関係ある問題だったのですが、まったく進展していないことに堪忍袋の緒が切れた感じです。
本当に冷静に考えたら議会自体が執行機関に舐めに舐められている結論だという私の結論が出てしまいました。

議会と議会に関連する事案の広報及び公表についてです。
ブログをお読みの他自治体の皆様のところはどのような扱いをしているでしょうか?

今回の問題の点をまずは書きます。
1、議会の日程
2、議案の概要
3、議案
4、議案関係資料

これらを
「どの段階で誰が、誰に対して公表するか?」です。
船橋市議会の平成25年第一回定例会では、私の方で問題提起をしました。それを、たなざらしにされたことが判明しました。

4
.執行部のホームページの掲載基準について
○委員長(長谷川大) このことについて、私のほうから申し上げたいことがある。
20日だったと思うが、議運を開いて、私どもに定例会の資料等が配付されたが、そのときにこのプレス用の資料、皆さんのお手元にいったと思うが、このプレス用の資料だが、これが同日中に執行部のホームページに全てが掲載されていた。
過去の例を見ると、まずこれが掲載された例がない。概略を記者発表して、その記者会見で述べたことの概略をホームページに記載することはあったが、議会で上程前、そして議決前の事案を市民の方に公にするという行為というのは、非常に今までは神経を使っていただいていた。
ところが、今回はこのようなものがもう開会前にオープンにされるという事態があり、それに関していかがなものかというふうに思ったので、ちょっと各会派の皆様方、お帰りになって、会派で議案の取り扱いと申しますか、その詳細等を、例えば予算で言うと、組み替え動議をお出しになる会派とかいらっしゃるわけである。それがもう否決前提でオープンにしているということになってしまうので、そういうことも踏まえて、資料の議会関係の情報の取り扱いについては各会派でご協議をいただいて、後で皆様方にご報告をいただきたいと思う。それを執行部のほうに申し入れをしたいと思うので、よろしくお願いしたいと思う。


◯日色健人委員 今の話だが、委員長は今、広報発表用の資料がホームページに掲載されていることをご提起されて、持ち帰りをお願いされているが、あわせて状況として確認しておきたいのが、実は、きょうは手元に持ってきていないが、平成
25年度予算の予算参考資料、横書きで予算委員会のときに使う資料も220日付で全編が掲載されている。ホームページからいくと、市政・市の紹介、財政の中の予算と主な事業の中に、平成25年度予算参考資料というふうに出ている。
 
僕個人的にはこういったデータが公開されているということは、よしあしは言うまでもないから言わないが、こういったものも実はもう公開されているところがあって、そのかわり、本編の予算書、あるいは議案については議会のホームページ、あるいは市のホームページ、いずれでも公開はされていないという状況の中で、こういった議会に提出される議案、あるいは議会に提出される議案以外の参考資料のホームページでの取り扱い、それは議会側、あるいは執行部側、両方で足並みをそろえていただく必要があるのではないか。同時に、それを市民への情報公開という観点から整理していくのと、ちょっと多方面から見ていただく必要があると思うので、この点については、今ご提示された資料だけではなくて、それ以外のものも含めて、あわせて提起いただいたほうがいいのではないかと思うので、よろしくお願いする。


○佐藤重雄委員 
IT弱者で知らないから聞くのだが、日色委員が言った参考資料は、今アクセスの仕方も聞いたが、最初に言ったのは、プレス用の資料が掲載されていたというのは、どこでどうやるの。

○委員長(長谷川大)ホームページのトップの右下に定例記者会見というところがあり、そこにも載っている。

○浦田秀夫委員 いつも載っているよね。
○委員長(長谷川大) 過去においては、細かいほうは載せていない。概略だけ記載されている。

もっと別の角度で言うと、議長報告が行われているが、あれの基準が、記者会見するものみたいになっていて、記者優先なのである。議会に必要で報告するべきことを議会に報告しているのではなくて、記者会見するから議会に報告しているということがあるので。

○浦田秀夫委員 本末転倒だ。


○佐藤重雄委員 議長に対しての連絡みたいなやつのことか。

○委員長(長谷川大)そうそう。よくファクス来るじゃないですか。あれは、簡単に言うと、プレス発表のリリースに議長名を入れて出しているだけで、プレスに発表しないことは重要なことでも報告されていないわけである。

○佐藤重雄委員 理解できた。

○浦田秀夫委員 やった側の言い分も一回聞いておきましょう。参考のために。
○委員長(長谷川大) 言い分はあるか。

○佐藤重雄委員 言い分は、今のところ言えないよね。

○委員長(長谷川大) 言えないよね。事実関係を調べていただかないと。

○斉藤誠委員 私も聞きたいことがある。さっき日色委員が、予算の参考資料は220日付とおっしゃったが、私、聞き落としたと思うが、委員長がおっしゃったプレスのほうは。
○委員長(長谷川大) 同じ日である。

○佐藤重雄委員 議員に渡されたのはいつだっけ。

○委員長(長谷川大) 同じ日ですよ。だから我々議員に渡されるのと、市民の皆さんに公開するのと、全く同日。単純に順序を違えているだけの話。それでいいんだと、開かれた役所なんだよというのであればいいと思うが。

○佐藤重雄委員 インターネットに載せるというのは、何時から載るのか。


○委員長(長谷川大) 適当ではないか。基準はないから。

○佐藤重雄委員 アップされたのが何時とかというのは出るのか。

○日色健人委員 これは出ていない。220日しか出ていない。

○斉藤誠委員 さっきおっしゃっていたが、今年が初めてか。

○委員長(長谷川大) 私が現認できたのは今年である。
 
普通は議決後というのが不文律というか、暗黙の了解だったはずである。

○佐藤重雄委員 ここでもう少し議論するか。

○委員長(長谷川大) とりあえずは持ち帰っていただいて、会派内でよくご検討ください。
 
私が先輩方から教わっている教えだと、議会軽視である。

○佐藤重雄委員 という面もあるし、できるだけ市民に早く知らせるというサービス精神も見えるし。

○日色健人委員 審議中の議案だって市民のものだという、議会だけのものではないという……。

○委員長(長谷川大) そうなんですよ。だから非常に難しいんです。

○日色健人委員 議会でアップする分には構わないと思う。議案が提出されたのだから、提出された議案をこっちで開くのは構わないが、それが執行部のほうが……。

○委員長(長谷川大) とりあえずお持ち帰りいただいてよろしいか。
     [「はい」と呼ぶ者あり]

○委員長(長谷川大) よろしくお願いする。



で、担当部長(広報)は、委員会後、充分よく調査検討する旨を伝えてきたので、それを待っていたのですが、「なしのつぶて」。で、議会担当と話をしたら「???…検討したんか?検討したんか?検討したんか?」って感じですよ。
で、一日中考えた結果、やはり執行機関が発表するのは、どのタイミングであろうとやり過ぎ。修正や継続審議や否決などを全く想定していないわけです。
言ってみれば、「ヤツら何を言おうと賛成だよ」と

私の考えは最終日に議決後に執行機関が公表するのは自由。それまでは議会においての責任ある広報が筋論。
ましてや、執行機関の紙媒体も、Web媒体も掲載基準がありません。そんないい加減な広報体制だから、議会に関する広報もふわふわしたいい加減な取扱をするのです。

ダメですね、こんなのは。決して「仕事」とは言えません。広報課は廃止して全面外注した方が良いでしょう。私はそういう活動を進めていこうと思います。だいたい当選1回のときから広報の体制にものすごい不満があり、何度も指摘をしているのにそのことを改めないのですから。
昔の新聞社じゃないんだから、DTPを内部でやる必要はありません。

広報の仕事は素材の準備のみで結構。あとはすべて外部の専門業者に任せるのが本筋論。職員課も職員課です。人事ローテーションをどんどんして人を入れ替えるべきです。広報は、全庁的情報を広く浅く(あくまでも浅い、ものすごく浅い)知ることができる部署ですから、人材育成には一番適しています。ですから、どんどん経験させれば良いのです。レイアウトや割り付けなんて身につけたって、何の意味があるのでしょう?こんなこと恥ずかしくて外部の人に言えません。公務員の仕事とはとても思えません。だから今回問題視しているようなピント外れな仕事をするんです。

どうやら広報経験者は何でも知っていると勘違いしている職員もいるようです。まったくナンセンスな話で、前述したよう所詮は広報に掲載するための浅い知識しか無いのに、全部を知っているようなアホな錯覚に陥ってしまいます。ですから、人事ローテーションを行うべきです。そして行政管理課も業務のチェックをし、余計な仕事をやめさせるべきです。職員課も勤務時間をチェックすべきでしょう。時間外勤務手当額と全面外注した場合の比較なども行政管理課とすべきでしょう。

過去に、所管する問題点の質問をしても答えられない事案ばかりでした。いかに浮ついた仕事をしているかの証左でもあります。
行政管理課もこういう他の自治体にもある同様の課とまったく違う仕事内容・姿勢の課をきちんと洗い出す力を身に付けなければいけません。行政管理課が機能しないと組織そのものを考えることさえもできません。しっかりしていただきたい。