広報委員会が、5月2日に開会されました。議題はいろいろとありましたが、議会報のリニューアル版に関する議題において資料の配布がありました。
その資料として配布された市民の方の意見というものがありまして、それについて考えてみたいと思います。
配布された資料をOCRソフトで読み込み、気になることに私の考えを述べさせていただきましょう。
以下の通りです。
http://www.city.funabashi.chiba.jp/assembly/012/p022226_d/fil/211_h25_1.pdf
「市議会だより」についての意見
広報委員会御中
N0.211を拝見。見た目は立派ですが内容については相当問題がある。
折角ですので意見をだしますが市民の目でみた意見なので市当局者よりご回答いただきたい。
議会と執行機関の関係をご理解いただいていない記述のようです。もっと言えば議会の仕組みをご理解いただいていないことです。議会報は議会で完結するもので、その記述内容に関しては、私たち議会がお答えすることになる。ということ自体がご理解いただけていないようですね。それほど、いままで、議会報が機能していなかったという裏返しです。というより、議会と執行部の関係をご理解いただいている市民の方は少ないですね。大変残念に思います。この私が残念に思うのは、まさにこのリニューアル版の最終ページに市議会の仕組みについてわかりやすくイラスト入りで説明をしています。それなのにこういう意見、質問をいただくというのは、一つは、「かなりのご不満を市政に対して抱いていらっしゃる」。あるいは、「ただ単に勝手な思い込みで苦情を言ってきている。のどちらかでしょう」。
特に市行政の責任ある人は市職員の立場でなく市民の為にどう市政を行うか?本音で市民の為に答えていただきたい。
1.議案の概要について
①改正する条例
1-1 市長退職手当の特例に関する条例 17号
1-2 職員の給与 18号
1-3 職員の手当 19号
この概要ではさっぱり内容が判らない。「市議会だより」なら市民が理解できるように具体的内容をPointを説明すべきでしょう。これでは他を具体的に調べないとさっぱり内容が判らない。
このことは、完全に意味を取り違えていらっしゃるとしか思えません。
説明をすべきは市の執行機関の担当者が丁寧に説明すべきでしょう。そのこと自体を考えてみたら無いのではないかと。と思います。そこは市でも考えていかなければならないでしょうね。
私たち議員と執行機関のやり取りの一部を知っていただくことが目的で、その内容(やり取り)を詳細に知りたい場合は、議会のホームページに見に行っていただくか、図書館等で会議録をお読みいただくかしかありません。
まさか紙面に制限を設けず、条例文をすべて記載し、逐条で解説をするわけにもいきませんし、個々人の感性や感覚にお付き合いするも少々難しいかなと思います。むしろ最大公約数的に、よりいろいろな市民の方が、いろいろなことに興味をお持ちだから、広く浅く議会全体のことをお知らせしようというのが、リニューアル版発行で確認されたものです。
従って、読み手にとって都合が良いように、なるべく同じテーマのことをまとめて掲載しようということでまとまりました。従来は、発言者単位での掲載でした。
委員会でも各委員が発言していたのですが限られた紙面の中で、議会中にあったことを含め、議会閉会中にあったこともその概略、概要をお伝えするのが議会報の役割だと思うのです。それを、ご自分のお考えのみで、ご意見を賜っても少々困ってしまうなあという感じです。
いづれにしても市民は市長の退職金はいくらで、どの位減額するのか知りたいのにないでしょ?何故公表できないのか?税金の利用でないのですか?
公表できないと決めつけられていますが、そうでは無いということさえもご理解いただけていませんね。まあ、こういう意見を拝見するとステレオタイプという感じがしないでもありませんが、それはそれで、まあ、隠しているという前提でみられていることは残念ですね。
1-4 発議案 第19号
このような説明ではPointも判らない。政務調査費はどの位で何が問題でどう定めるのか?さっぱり判らない。
確かにさっぱりわからないですよね。委員会でも議論されていたのですが、概要をお知らせし、詳細を知りたい方はホームページへの誘導をという形でお願いしたいものです。そこで今度問題になるのは、デジタルデバイド問題。ただ、これも、お問い合わせをいただき、インターネットにアクセスできないとわかったら、議会事務局で会議録のコピー送付サービスをしても良いと思うんですけどね~
以上「市議会だより」とは単に項目を知らせればいいのか?
「はい。それ以外の方法はありません」ってことですよね。ご理解を賜らないと。
広報委員会は市民の目で仕事していないで、市職員及び市議のために内容をぼやかして単に報告すれば良いという姿勢で仕事をしているのですか。
もうここでご理解の域がはっきりしていますよね。私たち広報委員は議員なのに~。市職員(議会事務局職員)は、内容をぼやかすような作業はできないことをこれまたご理解いただかないと。という感じですね。
市職員も市議会も税金を効率的に必要な項目に配分するのが本来の仕事だと考えるが、責任者はどう考えているのですか?
だからこそ、こういう内容で発行しているのです。
各委員会の報告についても上記と同じ、提案のPointを明確にして市民がどう見ているかの視点で整理しているのでしょうか?特に総務委第17号、18号はさっぱり理解できない。
確かに理解できないですよね。しかし、ここに記載されていることが事実なんですよね。そういう意味では議会用語「討論」「修正案」「賛成」「反対」など一般社会での言葉使いとは違いますから、配慮が必要かもしれません。討論っていうと、発言の往復が何度もあって結論に近づいていくようなイメージがあるのではないでしょうか?賛成、反対なんて、手を挙げるだけと思っていらっしゃるかもしれないし。って思いますね。
2.市政執行方針と議案質疑
①職員の給与
市民からみると何故船橋の給与高いのか判らないのに、総務部長は抽象的で他を参考してなど自分の見解がなく、組合員代表で市民の視点で管理者Topとしての考えがない。又税金の意味が判らないのではないか?総務部長は誰でも出来るように思える。
②行財政改革
副市長は何をしているのですか?何もしないで高給取っているとしか思えない。
あいまい、何を云っているのか判らない回答である。市議会員もこれで納得しているのであれば双方グルで税金を食いつぶしているとしか思えない。
③職員の給与
ラスパイレス指数、高い俸給表についての総務部長の回答は納得がいかない。少なくとも市行政の幹部は税金の活用、効率化、公平性などについて幹部としての見識があるべきと思うが?市民はそう考えている。
いずれの回答について、誠意見識を感ぜず、組合委員長、市職員代表としての回答としか思えない。
あ~、まあ~、そうですねえ~。としかいいようがありません。やはり申し訳ありませんがステレオタイプでかなり行政にご不満なようでして。
以上「市議会だより」は少なくとも市民目線で発行すべきと思いますが、どうも単に大ざっぱに市民に連絡すればいいと考えているのではないでしょうか。
これを見ると市議のレベルが低い(市民のレベルが低いということになる)
市職員は甘えの中で平気で楽しているとしか思えない。
とは言え、この部分は100パーセント同意するものであります。
意見を寄せよというので寄せますがまじめに回答してもらいたい。
本件は正副委員長から誠意をもって回答させていただくことになっております。
特に1市議会議長 2①総務部長 2②松戸副市長 2③市長の見解
を知りたいものです。
よろしくお願いします。
大変申し訳ないのですが、本件は正副の広報委員長が誠意をもって回答させていただきますし、市議会議長はその任にありませんし、総務部長もその任にありません。また松戸副市長は退職しちゃいました。市長も退職間近ですしそれよりなにより議会の問題に口を出すことは総務部長共々ありませんね。
まあ、簡単に言うと、①総務部長②副市長③市長の見解をということであれば、市長公室市民の声を聞く課(市役所1階) 電話047-436-2784 Fax047-436-2789
或は窓口までお越しいただくか、市長公室秘書課(市役所9階) 電話047-436-2092 Fax047-436-3070或は受付までお越しになりお話しください。
ご質問内容に基づき、担当者がご理解をいただけるよう丁寧に説明をさせていただくと思います。
⑤一番聞きたいのは、広報委員会の編集方針校正?
広く浅く、定例の議会と議会の間の活動と直近の議会での活動の概要ですね。それをできる限りわかりやすく市民の皆様にお知らせするということでしょうね。
一体何の為に発行しているのか?
議会の活動を広く知っていただくためですね。だいたいこんなことをやっているんだと。「だいたい」ですね。
真剣に読めば小生の如き見解が沢山でてくるはず、意見がないということは、ゴミ箱へポイ。
一体何円使っているのか?
今年度1年分で23,838千円ですね。
仕事は何の為にやっているのか。
市民の皆様の幸せのためだと。
委員長の見解を伺いたいものです。
委員長が見解を書くか否かはわかりませんが、誤解をお持ちのような部分に関してはきちんとご説明をするでしょうし、丁寧にご回答を申し上げると思います。