って言っているようなものですね。
記事中の「台頭は構わないが」は、「まだまだ先進国にはほど遠いよ」と言っているように聞こえます。大きな国(面積、人口)を治めるというのは並大抵の話ではありません。一党独裁で治めることなど到底無理だと言っているようにも聞こえます。そして中華思想も一刀両断で否定という感じでしょうか。
「中国はルールに従って」日米会談でオバマ氏
今月22日に米ワシントンで行われた日米首脳会談の際、オバマ米大統領が安倍首相に対し、中国について「台頭は構わないが、他のすべての国と同じルールに従ってもらう必要がある」と述べ、国際ルールの順守を迫る考えを示していたことが分かった。
政府関係者が26日、明らかにした。中国情勢に関する大統領の発言は明らかになっていなかった。
(2013年2月27日07時18分 読売新聞)
何度も書かせていただいておりますが、いろいろな情報を収集してみると、私が駐在していた頃と比較すると、表面上というか、都市部の発展は目を見張るものがあります。しかし、じゃあ、あの超高層ビルや高層ビルに安心して入れるかというと、私は怖くて入りたくありません。そういう情報です。
鉄道は皆さんご承知ですよね。私は乗車したくはありません。昔ながらのゆっくりした列車は結構ですが、とてもじゃありませんが高速列車は乗車したくはありません。航空機も欧米の機材を使用していますが、じゃあその整備に信頼性があるか否かという話になったときは、私は搭乗したくはありません。まあ、部分的にとらえてみても、先進国並みになるまではほど遠いと思います。
鄧小平(とうしょうへい、Deng Xiaoping)が、尖閣諸島の問題で、次のように語ったと言われています。
尖閣列島は、我々は釣魚諸島と言います。だから名前も呼び方も違っております。だから、確かにこの点については、双方に食い違った見方があります。中日国交正常化の際も、双方はこの問題に触れないということを約束しました。今回、中日平和友好条約を交渉した際もやはり同じく、この問題に触れないということで一致しました。中国人の知恵からして、こういう方法しか考え出せません。
というのは、その問題に触れますと、それははっきり言えなくなってしまいます。そこで、確かに一部のものはこういう問題を借りて、中日両国の関係に水を差したがっております。ですから、両国政府が交渉する際、この問題を避けるということが良いと思います。こういう問題は、一時棚上げにしてもかまわないと思います。10年棚上げにしてもかまいません。
我々の、この世代の人間は知恵が足りません。この問題は話がまとまりません。次の世代は、きっと我々よりは賢くなるでしょう。そのときは必ずや、お互いに皆が受け入れられる良い方法を見つけることができるでしょう。
いわゆる棚上げ論ですが、彼は実情をしっかり把握していたのですね。当時の中国は全くの発展途上国でした。外交、軍事ともにとてもではありませんが先進国に太刀打ちできない状況でした。更には、日本にも太刀打ちできないことは明白でした。
そんな中で、中国が改革開放政策に基づき、経済発展をしたら、外交、軍事等で「対等」に渡り合えるときがくるであろうと確信していたのでしょう。そのときに、その経済力、軍事力などを背景に、次世代の者が有利に強力に、場合によっては力で解決をすればよいという意味合いで先送り論を言ったのだと思います。
しかし、彼ら中国人と付き合った経験からすると、残念ながら、そのマインドというか教育も関係あると思いますが、まだまだです。中国四千年の歴史と、中華思想というか中国を中心に世界が回っているという考えしかない彼らにとっては、「国際ルール」は自分たちに合わせるべきもので、従うものではない。そう思っている以上はまだまだ大変だと思います。
そういう意味でも、さてさて…という感じです。
まとまりませんが、まあ、中国病に罹っている方もお気をつけくださいませ。
記事中の「台頭は構わないが」は、「まだまだ先進国にはほど遠いよ」と言っているように聞こえます。大きな国(面積、人口)を治めるというのは並大抵の話ではありません。一党独裁で治めることなど到底無理だと言っているようにも聞こえます。そして中華思想も一刀両断で否定という感じでしょうか。
「中国はルールに従って」日米会談でオバマ氏
今月22日に米ワシントンで行われた日米首脳会談の際、オバマ米大統領が安倍首相に対し、中国について「台頭は構わないが、他のすべての国と同じルールに従ってもらう必要がある」と述べ、国際ルールの順守を迫る考えを示していたことが分かった。
政府関係者が26日、明らかにした。中国情勢に関する大統領の発言は明らかになっていなかった。
(2013年2月27日07時18分 読売新聞)
何度も書かせていただいておりますが、いろいろな情報を収集してみると、私が駐在していた頃と比較すると、表面上というか、都市部の発展は目を見張るものがあります。しかし、じゃあ、あの超高層ビルや高層ビルに安心して入れるかというと、私は怖くて入りたくありません。そういう情報です。
鉄道は皆さんご承知ですよね。私は乗車したくはありません。昔ながらのゆっくりした列車は結構ですが、とてもじゃありませんが高速列車は乗車したくはありません。航空機も欧米の機材を使用していますが、じゃあその整備に信頼性があるか否かという話になったときは、私は搭乗したくはありません。まあ、部分的にとらえてみても、先進国並みになるまではほど遠いと思います。
鄧小平(とうしょうへい、Deng Xiaoping)が、尖閣諸島の問題で、次のように語ったと言われています。
尖閣列島は、我々は釣魚諸島と言います。だから名前も呼び方も違っております。だから、確かにこの点については、双方に食い違った見方があります。中日国交正常化の際も、双方はこの問題に触れないということを約束しました。今回、中日平和友好条約を交渉した際もやはり同じく、この問題に触れないということで一致しました。中国人の知恵からして、こういう方法しか考え出せません。
というのは、その問題に触れますと、それははっきり言えなくなってしまいます。そこで、確かに一部のものはこういう問題を借りて、中日両国の関係に水を差したがっております。ですから、両国政府が交渉する際、この問題を避けるということが良いと思います。こういう問題は、一時棚上げにしてもかまわないと思います。10年棚上げにしてもかまいません。
我々の、この世代の人間は知恵が足りません。この問題は話がまとまりません。次の世代は、きっと我々よりは賢くなるでしょう。そのときは必ずや、お互いに皆が受け入れられる良い方法を見つけることができるでしょう。
いわゆる棚上げ論ですが、彼は実情をしっかり把握していたのですね。当時の中国は全くの発展途上国でした。外交、軍事ともにとてもではありませんが先進国に太刀打ちできない状況でした。更には、日本にも太刀打ちできないことは明白でした。
そんな中で、中国が改革開放政策に基づき、経済発展をしたら、外交、軍事等で「対等」に渡り合えるときがくるであろうと確信していたのでしょう。そのときに、その経済力、軍事力などを背景に、次世代の者が有利に強力に、場合によっては力で解決をすればよいという意味合いで先送り論を言ったのだと思います。
しかし、彼ら中国人と付き合った経験からすると、残念ながら、そのマインドというか教育も関係あると思いますが、まだまだです。中国四千年の歴史と、中華思想というか中国を中心に世界が回っているという考えしかない彼らにとっては、「国際ルール」は自分たちに合わせるべきもので、従うものではない。そう思っている以上はまだまだ大変だと思います。
そういう意味でも、さてさて…という感じです。
まとまりませんが、まあ、中国病に罹っている方もお気をつけくださいませ。