の仕事方法が最近目につきます。
「まあまあ」 「なあなあ」がキーワードです。

問題点があるとします。その問題点を解決するためにいろいろと協議します。問題点の抽出は意外に素直に進み、たくさん出てきます。その論点整理の仕方に問題があると思うのです。問題点の抽出ができても、たくさん出てきても、話が最初の問題点のみに戻っていってしまうのです。

一つの事象の原因としてある原因が特定されます。そして、その原因にどういう理由があってその事象が起こったかを解明し始めると、種々問題点がでてきます。そうするとどうなるか? 船橋市役所は?

そうなんです。そこで考えることをやめるのです。「思考停止」です。
で、元の話に戻ってしまって、そこだけ「対症療法」を行って、知らんぷり。その問題は解決したことになるのです。

そして、議員などに対してはこう言います。
「将来的には考えないといけませんね」。
これほど無責任な話はありません。もっと言えば、我々が問題提起した事案の先送り、未解決となるのです。若い職員の方々が、今、解決しておかないと将来大変なことになるぞと考えていても、部長や課長は、自分がその部署の在職中には問題が顕在化しないと判断し、その結果「手を付けない」のです。

それはまだましな方ですね。問題点の把握、理解ができているからです。アホな部課長は問題点の理解ができないヤツもいます。そうすると引き継ぎさえもしない。できない。する必要性さえも感じないのです。後任の部課長にはその問題点が引き継がれません。そうすると、もう一度同じ問題を繰り返したり、その事案から派生する問題や、更なる事件、事故につながっていくのです。

そういう無責任、あるいは先を読めない部課長にはもう給与を支払う意味がありません。結局その支払った分の金銭的損害を平気で見過ごすような案件も多いからです。高い給与を支払って、無駄使いをさせる。こういうことはあってはいけないことです。

思考停止を防止し、きちんと問題解決をする仕組み、体制作りが急務だと思います。

2月22日のブログ にも書きましたが、「俯瞰してみる」ことを部長がするということを徹底していただきたいものです。