MSN産経ニュースより

船橋市議会 勝手にe-報告 (長谷川大のe-通信簿)-sankei

「流れ変える」西尾県議が出馬表明 船橋市長選 千葉
2012.12.19 22:27
 千葉県船橋市選出の県議、西尾憲一氏(62)=無所属の会=は19日会見し、任期満了(来年7月18日)に伴う同市長選に立候補することを表明した。藤代孝七市長(70)は5選出馬せず、今期での引退を表明しており、市長選への立候補表明は西尾氏が初めて。自民、公明、維新、みんなの各党に支援を求めるという。
 会見で西尾氏は、藤代市長について「4期で目立った仕事をしていないという市民の声を聞く」と批判。「市政の流れを変え、60万都市にふさわしい活気ある船橋をつくる」と強調した。
 主な政策は(1)漁港を活用した国際観光都市化(2)市立看護福祉大学の設置(3)次世代型路面電車の導入?など。
 西尾氏は船橋市議を経て平成11年に県議に初当選し、4期目。


さて、まず一人目はこの方。ちょっとひどいなあと思ったのは、というか笑えたのは、我々議員などに対しては、「藤代市長が立候補しなかったら、立候補する」旨の手紙などを下さっていましたし、私自身はご本人の口から直接的にお聞きしたものでした。それなのに、藤代市長について「4期で目立った仕事をしていないという市民の声を聞く」と批判。だそうです。これってありですかね。

まあ、政策に関してはコメントを控えましょう。いろいろな方がおっしゃっている話のつぎはぎで、ご自身が熱く語った話は聞いたことがありません。とはいえ、チャレンジ精神は敬服の限りです。

次に、市長の意中の方。お人柄は良いという方とダメだという方がいらっしゃいますが、私は素朴で大好きな方です。しかし市長向きかというといかがですかね~。「情に厚い」「まじめ」なのは人として評価します。しかし、30年近く船橋市役所という一つの職場にいることがいかがかという話も聞きました。

私も全くその通りだと思います。船橋市役所流の仕事を完全肯定することになるでしょう。常に、議会の立場で船橋市役所の仕事に意見、考えを申し述べてきた私としては、無条件に諸手を上げて賛成とはいきません。今までの私のブログで書かせていただいたことの多くのジャッジメントがそうだったように、私とは相容れない部分が多いのです。それはなぜか?

盲目的に市長をかばうから。
市長に苦言を呈することもできるようでなければ、本当の側近足り得ないでしょう。

情に厚いから。
行政運営に「情」は禁物です。非常に情緒的なジャッジメントが多すぎましたね。過去の我々の先輩と執行機関との苦労を平気でないがしろにしてきました。

ここまでにしておきましょう。余計なことを言い過ぎるとよくありませんから。

最後に、最初の頃の人事。
行政事務に支障をきたすような人事は失敗です。安倍総裁が最初の内閣のときに「お友達内閣」と揶揄されました。同じことが庁内で言われていましたね。
まあ、頑張っていただきたいものです。