さてさて、今定例会も残すところあと数日です。
今回、議会運営委員会で法人の経営状況報告に対する質疑を最終日にしました。従来は、本会議の開議時刻を早めて報告提出後、数日で質疑を行っておりました。

今回は、最終日になっていますから、常任委員会でも経営状況報告について議題として調査することもできます。更には充分な時間がありますから、議員個人での調査も可能です。

議会本会議では、質疑をしても担当部の部長が当該法人からの聞き取りによる伝聞の答弁ですが、委員会では参考人を招致して直接法人の担当者や代表者などの話が聞けます。それが一番相応しい姿だと思いますし、質問をしたい人にとっては良いことだと思います。会派構成人数が5名以上の会派は必ず構成員がどこかの常任委員会に所属していますから、質問したい法人の所管の委員会のメンバーに頼んで、参考人招致をして直接いろいろと話を聞いて、それでも疑問点が残り、市の担当部局の見解をどうしても聞きたければ最終日に質疑をすればよいでしょう。

私が所属する健康福祉委員会では、開会時刻を通常午後1時30分開会のものを午前9時30分に繰り上げて、参考人招致をしてお話を伺うことになっています。ここですべてがクリアになればそれでよいでしょうし、よほどのことがなければ、当該法人の役員、職員から話が聞けるのに、その中で質問をしても解決できないことを、市の担当部長が解決できる答弁ができるとは思えません。更に申し上げれば、市と当該法人との関係やその中での問題点の指摘などであれば、より発展的な議論ができることになるでしょうから、それはそれでよいのではないかと思うのです。

いずれにしても、最終日に質問の機会を持ってくるということは、かなり高レベルな質問がでてくることを期待してよいと思います。