の研修会に行ってきました。

自衛官募集相談員とは、
都道府県知事及び市町村長は、自衛隊法(昭和29年6月9日法律第165号)第97条により、自衛官の募集に関する事務の一部を行うことになっていまして、そのお手伝いをするのが我々の仕事です。

・募集をするための環境作りとして、広報官活動の拠点の提供、広報官の激励、地域における
協力者の紹介ポスター・看板等の掲示の支援、地域広報誌等への募集広告記事の掲載支援

・募集情報の提供として、隊希望者の紹介、対象者情報の提供

・募集活動の直接支援として、広報官と同行し、本人や家族、企業等に対する説明、勧誘、
入隊予定者に対する激励、問題解決の援助、支援

などを行います。

今回の研修会は、自衛隊の活動状況の研修があり、我が船橋市に駐屯地のある、陸上自衛隊第一空挺団の東日本大震災における活動の報告をいただきました。もう会場全体の参加者の涙が止まらんぞという感じの報告でありました。報告の中で、「船橋市提供の機材」が紹介されていました。少し誇らしく、うれしく思いました。

さて、次の画像をご覧下さい。

船橋市議会 勝手にe-報告 (長谷川大のe-通信簿)-1

第一空挺団の捜索活動ですが、画像の通りです。
延べ人数になりますが、赤い文字です。
南相馬市、原町地区24,679名(20?30キロ圏内)、17,986名(20キロ圏内)となっています。大槌町夫沢地区21,600名(10キロ圏内)です。この画像の説明の際に言われていたことは、民間事業者の重機類が大変役立ったということでした。船橋市も再点検が必要かもしれません。


船橋市議会 勝手にe-報告 (長谷川大のe-通信簿)-2


船橋市議会 勝手にe-報告 (長谷川大のe-通信簿)-3


この画像の内容は非常に現地に即した、またその時期に即した情報伝達のあり方を示しています。



船橋市議会 勝手にe-報告 (長谷川大のe-通信簿)-4


船橋市議会 勝手にe-報告 (長谷川大のe-通信簿)-5


船橋市議会 勝手にe-報告 (長谷川大のe-通信簿)-6

行政と自衛隊の情報の共有についての記述がありますが、これも取扱いが大変だったようです。この辺は、よく情報収集をして、船橋市も個人情報の取扱いについて考えておいたほうがよいでしょう。もちろん震災後1年がやがて経過するので、色々な面が見えてくるとは思いますが、様々な立場からの情報を集めることが肝要ですね。

もちろん、防災の担当では様々な事後情報が集まってきているとは思いますが、実際に現地へ行った方々の話は貴重です。船橋の場合は、消防局の職員が早い時期に行っていますし、この習志野駐屯地もありますし、その経験は市民のためにも有効に使わせていただきたいものですね。