先々週後半、先週後半と二度にわたり視察に行ってまいりました。また、週末は講演会に行ってきました。宇都隆史参議院議員の講演でした。東日本大震災時の自衛隊の活動についての話を中心にした講演でした。

さて何度かこのブログでも書かせていただいております。お手数ですが、右下の方のブログ内検索に「自衛隊」とキーワードを入れて検索をしてください。
自衛隊員は、入隊時に次のような宣誓をします。

自衛隊法施行規則 (昭和29年6月30日総理府令第40号)
(一般の服務の宣誓)
第三十九条  隊員(自衛官候補生、学生、生徒、予備自衛官等及び非常勤の隊員(法第四十四条の五第一項 に規定する短時間勤務の官職を占める隊員を除く。第四十六条において同じ。)を除く。以下この条において同じ。)となった者は、次の宣誓文を記載した宣誓書に署名押印して服務の宣誓を行わなければならない。自衛官候補生、学生、生徒、予備自衛官等又は非常勤の隊員が隊員となったとき(法第七十条第三項 又は第七十五条の四第三項 の規定により予備自衛官又は即応予備自衛官が自衛官になったときを除く。)も同様とする。
     宣 誓
 私は、我が国の平和と独立を守る自衛隊の使命を自覚し、日本国憲法 及び法令を遵守し、一致団結、厳正な規律を保持し、常に徳操を養い、人格を尊重し、心身を鍛え、技能を磨き、政治的活動に関与せず、強い責任感をもつて専心職務の遂行に当たり、事に臨んでは危険を顧みず、身をもつて責務の完遂に務め、もつて国民の負託にこたえることを誓います。

です。下線部は、公務員の宣誓がありますがそれとは違い、「命を投げ出すことも厭わない」ということです。

ところが、ところがです。講演の中で、宇都議員が我が国の将来を憂いていたのは、日本国民の「国のために戦う」意識があるかどうか?ということです。いくつかのデータもあるようですが、すべての結果は同じようです。
http://www.dataranking.com/
をご覧ください。

または、
日本人の価値観 - 世界ランキングを読み解く (中公選書)/鈴木 賢志

それ以外にも、電通リサーチセンターのものなどもあるようです。
新刊本ということでは、この「日本人の価値観」が新しいようです。データはそんなに新しい感じでもありませんが、全体像をまとめたものとしては良いのではと思い、急ぎ書店に購入しに走りました。

もう一つのデータもあるようです。
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/index.html
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/5223.html

統計データはおもしろい! -相関図でわかる経済・文化・世相・社会情勢のウラ側-/本川 裕
技術評論社 もあるようです。

明治大学の鈴木先生の方は、
質問:もう二度と戦争はあって欲しくないというのがわれわれすべての願いですが、もし仮にそういう事態になったら、あなたは進んでわが国のために戦いますか。
選択肢:「はい」「いいえ」
データ:「はい」の割合
回答は、24.6%で、90カ国中最下位

本川先生の方は、
もし戦争が起こったら国のために戦うか?(2005年)
で、15.1がはいと回答し、24カ国中最下位
でした。

愕然としました。
講演で講師の先生が、日本は何位だと思いますか?の問いに、あ~、最下位だろうなあとは思っていましたが、答えを聞いてア~残念。念のためと思い、出所をちょっと調べてみたら、いろいろと本があるんですね。でも結果はどれも最下位。
あ~。