の視察に行ってきました。
大阪府高槻市の高槻市立子育て総合支援センター『カンガルーの森 』と三重県桑名市の「あおぞら出前保育 」が視察のメインテーマでした。

が、いつものことですが、「隣の芝生は青い」のです。しかし今回は「ヒント」をいただいたような気がすることと、あまり苦労しなくて船橋市でもできるんじゃないの?って感じでした。

まず、ヒント。
ゆるゆるの船橋市に比べて両市ともに、予算の財源の工夫をしっかりしているということですね。市単独予算ではなく、国からの補助を有効に活用しているということです。

総合子育て支援センターは、市それぞれの考え方もあるでしょうし、地域の子育ての支援をどうするかということもあるでしょう。しかし、両市を見て思ったのは、船橋市の場合は「児童ホーム」の有効活用と「放課後ルーム」の有効活用ではないかと、常々思っていたことが間違っていなかったと改めて思いました。

この児童ホームと放課後ルームの「時間単位」の活用のための工夫があれば、かなりのことができるのではないかと思うのです。私は、まず児童ホームの再構築を考えたらよろしいのではないかと思います。人員配置と事業スキームの見直しですね。それによって、今回見せていただいた「あおぞら出前保育」は可能でしょう。それ以上のことさえもできるのではないかと思います。

http://www.city.funabashi.chiba.jp/kodomo/support/0003/p004287.html
をご覧ください。20カ所もあります。これをガッツのある職員(少々古い言葉?)が、ガッツのある仕事をしてくださればよいだけです。

http://www.city.funabashi.chiba.jp/kodomo/support/0003/p009777.html
http://www.city.funabashi.chiba.jp/kodomo/support/0003/p009776.html
をやっていますが、これを拠点の子育て支援施設としての「格付」をすればよいのではないでしょうかね~。

さらに見たら、今回の「あおぞら出前保育」に類似する事業として、
http://www.city.funabashi.chiba.jp/kodomo/support/0003/p004288.html

こういうことをやっているわけです。巡回児童ホームです。

まだ利用者数などを聞いていませんが、もし、もしも利用者数が少ないとすると、「定期的な開催」がないからではと思います。ほぼ月一回ですね。一方のあおぞら出前保育は週2回です。

船橋市の多くの事業は「とりあえずやってる」型が多いのが特徴です。せっかくやっている事業を拡大進化をさせない。それが一番の問題だと思うのです。私のインターン生から「最近の船橋はどんな感じですか?」とツイッター上で聞かれました。私は思わず「停滞」と答えました。本当に不思議なくらい、一度始めたらそれで良し。というのが我が市の仕事のしかたのようです。改良、改善とかというような「思想」はないようです。