船橋市の経済を活性化しましょう
って言葉は平凡でも、私はかなり考えています。
サブタイトルは、「市は、産業界、経済界と一体になって元気を取り戻します!!」
ですね。

まずは、市のありとあらゆる行政サービス、行政事務は、常に市内経済に寄与する考え方を徹底すること。が初めの一歩です。まるで資本主義からかけ離れた思想で、「業者=悪」みたいな思想で行う行政がここ十数年間まかり通っていました。

私は、行政サービスを行うにあたって、市役所職員の自分たちの知識や経験が基本になっていることを改めるべきだと思うのです。「餅は餅屋」の謙虚さを微塵も持っていないこの市役所に、ものすごい恐怖というか不安というか、「だからダメなんだ!」と思います。

市役所の組織をみながらこれから先の文章を書いてみましょう。

市長公室。
広報、公聴、防災、秘書、国際交流が主な仕事ですが、室長は新聞社をはじめとするメディア各社、防災に関してはかなり広範、秘書、国際交流は民間各社総務部、旅行会社から始まって、警察の国際担当や在日大使館などいくら時間があっても足りないくらいの情報交換や面会量になるはずですね。一番忙しい部長さんですね。

企画部。
企画調整、市民恊働、電子行政、総合交通、男女共同参画が主な仕事ですが、もう企画なんてジャンルに関係なく人と会って会って会いまくるのが仕事でしょう。
ってここまで書いただけで問題点がわかりましたので、そちらについて書いてみましょう。

船橋市役所は、部長が部長の仕事をしていません。部長が課長を信頼して課長にすべてを任せて、自分はより大所高所に立って自分の部をみるということができていないのではないかと思います。部長が課長の仕事をしちゃっているのです。だから、民間の皆さんと「雑談」ができていない。私は、大いに民間の事業者さんと雑談をして、新しい行政サービスのヒントを探し続けるのが仕事だと思っています。

民間の皆さんがありとあらゆる仕事で「生もの」のように日々刻々と仕事の環境が変化しているのに、前例踏襲と、先例主義に基づいていて、自ら変化しようとしない市役所では、経済界・産業界が活性化しないのは自明の理です。

しかも、国の各省のホームページを見ますとこれまた日々刻々と変化している。また地方自治体も、人口が少なく、その収入の核でもある税収が少ない自治体はこれまた工夫に工夫を重ねないとならないので必死です。必死なればなるほど、民間の皆さんの知恵をいただかなければ前へ進みません。

私が思うには、切羽詰まっていないから、「自分たちだけで勝手に好きなことをやっている」が産業界からみた船橋市の行政サービスでしょう。前述しましたが、「餅は餅屋」自分たちは行政マンで、業界の最新情報は持ち合わせていないということを謙虚に受け止めて、常に民間の事業者の皆さんに「ご指導」をいただくことが大切です。

最新技術、先端技術、売れ筋商品、流行等々を民間の事業者の皆様の情報・言葉に耳を傾ける姿勢を、積極的にもっていくことです。かなうわけがないんですから。その情報量や知識には。

もっと言えば、民間の事業者の皆様にとって、ここまでは費用負担をしてもいいよ、あるいは初期投資は民間が担いますよ、っていう仕事の仕方だってあるわけです。最終的に利益がでれば良いですよ、という事業者の方々だっているのですから。

私は、民間の知恵と資金を利用させてもらいながら、市役所、市民、事業者のすべてがハッピーで、WinWinの関係でいられるシステムの構築をしたいと考えております。

但し、「但し」がつきます。公共のサービスを提供するというその意義と意味は失っていただくわけにはいきません。粗悪品、粗悪工事、粗悪サービス、詐欺まがいなどは当然ではありますが、一切受け入れるべきではありません。