離党、新党結成はわからないでもないのですが、私はこの調査結果の示す通りだと思います。
ものすごい違和感があるのです。
立派な先生方ですし、その思想、信条、行動を否定するわけではなく、むしろ共感いたします。
しかしどこをめざすのでしょうか。むしろもったいないと思います。
やむにやまれぬという感じでしょう。

MSN産経ニュースより

船橋市議会 勝手にe-報告 (長谷川大のe-通信簿)-sankei

無党派73%は期待せず 共同通信世論調査
2010.4.4 23:42
 共同通信社が3、4両日実施した全国電話世論調査で、自民党に離党届を提出した与謝野馨元財務相や離党組の平沼赳夫元経済産業相らが結成予定の新党に「期待しない」との回答は65・9%で、支持政党なしの無党派では72・7%に上った。自民党で重要閣僚を歴任したベテラン主導の新党構想に新鮮味がないと受け止められたとの分析ができそうだ。

第一印象はまさにこの通りです。これから実際に政策等を打ち出して、どこまで一般国民に受け入れられるかですね。政治の玄人筋には理解されても国民の理解を得られないと残念です。

と書きながらも、どうしても頑張っていただきたいと思います。個人的には平沼先生の郵政民営化問題の後の行動は政治家として最も尊敬し、信頼できる行動です。最近では久しぶりに、「尊敬します」と言える議員さんです。体調さえ崩さなければ、もっともっとご活躍だったのではと思います。

ということで、下記のような方針でいくようです。「憲法」に関しては、まさに普天間の問題をはじめ、民主党政権が外交、防衛の政策をきちんとこなせなければ、一気に議論が始まるような気もします。

MSN産経ニュースより

船橋市議会 勝手にe-報告 (長谷川大のe-通信簿)-sankei

自民離れた保守層を取り込め! 新党は憲法、消費税を二大政策に
2010.4.4 23:02
 平沼赳夫元経済産業相と与謝野馨元財務相らが8日にも結成する新党は、憲法改正と消費税率引き上げを政策の柱にすることが4日、分かった。現在の自民党で議論が停滞気味の憲法と消費税を二大看板とすることで、自民党から離れた保守層を掘り起こす狙いがある。
 憲法改正は平沼氏が政治信条として「自主憲法制定」を掲げている。消費税率引き上げは与謝野氏の持論で、安定的な社会保障制度を構築する目的がある。両氏とも互いの政策には異論がないため、共同代表となる両氏のカラーを融合させることで、「国家的課題」に取り組む「プロフェッショナル集団」をアピールする。

 私は、消費税引き上げは否定しませんが、「安定的な社会保障制度」は「?」です。最近「持続可能な」という言葉が使われます。私は政治的成熟度はまだまだの国だと思っています。

 「公」にメリハリをもって、自己の責任を確立できているのでしょうか?
市役所の中で職員の皆さんを見ていると、とてもじゃないけど、「安定的な社会保障制度、持続可能な制度」など作り上げられない、と。

 もちろん「やるんだ」と言うでしょうが、昨年の衆議院議員選挙の投票行動とその後の世論調査は、玄人筋の思惑とは別のところで推移しているような気がしてならないのです。

 行動しないとならないという、「焦り」があるのでしょうけど、さてさてという感じです。しかし、「理屈ばかりこねて、萎縮し、行動できないでいる」人たち(私も含めて)に比べれば、ずっとずっと勇気ある行動だと思います。

 与謝野氏は4日、フジテレビ「新報道2001」で、新党を今週中に結成し、政党要件を満たす5人以上のメンバーは確保できたと表明。夏の参院選については「良識のある方々に立候補していただく。比例代表は当然のこととして、東京とかほかの選挙区も検討していく」と述べ、比例代表や東京選挙区に候補者を擁立する方針を示した。その後記者団に、届け出上の政党代表者は平沼氏に、党本部は都内の平沼氏の個人事務所を使うことを明らかにした。
 新党は平沼、与謝野両氏と、自民党の園田博之前幹事長代理、藤井孝男元運輸相が入る。4氏は5日に都内で会談し、新党結成に向けた最終調整を行う。園田氏はまた、同日に離党届を提出する。このほか、鴻池祥肇(よしただ)元官房副長官の新党参画も有力視されている。先に自民党を離党した鳩山邦夫元総務相をめぐっては、5日にも平沼、鳩山両氏が会談して対応を決める。

なんとか良い方向に進み頑張っていただきたいと思います。