MSN産経ニュースより

船橋市議会 勝手にe-報告 (長谷川大のe-通信簿)-sankei

普天間問題「しばらく待っていて」 鳩山首相がクリントン長官に理解求める
2009.12.19 02:47
【コペンハーゲン=比護義則】鳩山由紀夫首相が国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)関連の晩餐(ばんさん)会の席上、米国のクリントン国務長官に米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題の先送り方針を説明し、理解を求めていたことが明らかになった。18日夜(日本時間19日未明)、コペンハーゲン市内で記者団に明らかにした。
2人は17日夜(日本時間18日午前)、デンマーク女王マルグレーテ2世主催の晩餐会に出席した際、隣席となり、約1時間半に渡り意見交換した。
首相は「沖縄県民の期待が高まっている。日米合意は重いが、強行すると結果はどうなるか。大変危険だ。選択を考えているので、しばらく待っていてほしい」と要請。これに対しクリントン長官は「よく分かった」と答えたという。

この会話ってすべて英語で報道されれば面白いなあ~。

 ―おたずねとは普天間基地の問題だと思うが、どう説明してクリントン国務長官からどんな反応が返ってきたのか
 「はい。この件に関しては私の方から経緯を申し上げて、基本的にご理解いただいたと思っています。すなわち、日米同盟の重要性を、お互いに認識を、重ねてでありますけれども、確認することができたというのが一つであります」
 「そのなかで、今、この選挙で民主党が勝ったという状況のなかで、沖縄の県民の期待感というものが高まっているという状況ですから、日米合意は大変重いとはよく理解していますけれども、逆にそのことを強行すると、結果がどうなるか、私は大変危険だという風に感じている。したがって、しばらくの間、われわれとして新たな選択を考えて、今、努力を始めているところだと。そういう意味で、しばらくの間、待っていていただきたいということを、申し上げました」

「しばらく」をどういう英語で表現したのかなあ~。

 ―クリントン長官はどういう言葉で理解したのか
「むしろ、クリントン長官の方からおたずねをいただいた話でありまして、それに対して、私が説明して、(語気を強めて)正確な言葉かは私も覚えていませんが『よく分かった』という思いをお伝えいただきました」

「よく分かった」って何をよく分かったのかなあ~。
私が中国の仕事をしているとき、よくもめたのがこういう会話。「明白」っていうのが「分かった」というニュアンスの中国語ですが、分かったのは言っている意味で、それを「承諾した」とか「理解して受入れた」という意味ではないのです。

「アメリカ人のしばらく」と「日本人のしばらく」って同じなんですかね。船橋市役所の職員間の会話でさえ、こんな感じのちぐはぐが多いのに。アメリカ人と日本人なんてねえ~。