って好きではありません。が、しかし、今回だけはさせて下さい。
と申しましても、我が会派の自画自賛。

ここでは、その発言に影響するといけないのであまり書かなかったのですが、日色健人議員が八面六臂の活躍です。今回の目玉は、公立保育園の民間委託化の話。

これは、私のライフワークと言ったら言い過ぎですが、平成7年に初当選以来、行財政改革の流れの中で行うべき課題の1つでした。学校給食の民間委託化、公立保育園の民間委託化、ゴミ収集運搬の民間委託化の3つです。

これまた毎度申し上げておりますが、一般質問は3回しか登壇して質問できませんので、嫌いです。なのでこの問題は、予算特別委員会、決算特別委員会で毎年、毎回というくらい、必ず質問をしてきた事項です。

学校給食の民間委託化当時は、職員の年収平均800万円、退職金3,000万円。これだけで、学校給食調理員の人件費が想像できると思います。しかも、祝祭日、学校行事休業日、夏休み、冬休み、春休み。学校給食を調理するという手当をもらっている人が、学校給食を調理する日数は通常の職員の勤務日数にはるかに及ばない。こんなひどい(良すぎる)勤務条件の、給食のおばちゃまは、退場していただくべきだというのが私の主張でした。

2期目の選挙の直前が活動のピークでした。一方的に自分の主張だけを言って、電話を切る人。無言電話。嫌がらせのてんこもり。「なんで私たちだけを責めるんですか!!」って、そういう問題意識のなさによる権利主張ばかりする職員が問題なのに。市民の方を向かず自分の身分や職場環境の改善要求ばかりして、子どもの食の改善の話など結局個別の抗議では聞こえてきませんでした。

それでも、頑張ってくれた担当の職員の皆様には感謝。今、みなさん偉くなっていますよね。あの学校給食民間委託化に陰に日に頑張って下さった職員の方は、本当に良い仕事をしてくれたと思います。
選挙直前のこの問題。想像していただけると思いますが、選挙を前にしたガチンコの勝負。そうです。ご想像の通りです。

さて話がずれましたが、今回の議会は、「公立保育園の民間委託化」への舵を切った大きな転換点になる議会となりました。

民間の事業者といっても、ピンからキリまで。でも、船橋市は優秀で質の高い保育サービスを提供する事業者を選定していくことでしょう。ここで私が言う事業者とは、就学前児童の育ちをサポートする事業者を言います。保育園や幼稚園を経営する社会福祉法人、学校法人や宗教法人などです。もちろん株式会社も法で認められておりますから参入障壁を設けるのはいかがなものかと思います。しかし、最低でも船橋市の劣悪な公立保育園の運営状況を改善することが何よりも優先されます。

それらも、有識者による会議によって議論されていくことだと思います。
これらの道筋に関して、我が会派の日色健人議員 の予算特別委員会の質問によって明らかにされました。

非常に整理されたわかりやすい質問。そして、それに対する明確な答弁。まるで事前に丁寧な打合せをしたかのような質疑と答弁。しかし、そんな打合せはしておりません。会派での勉強会が合計で今議会直前からで数時間。会派内の打合せはメール等を使って。それ以外にも、個別に議論をすること数時間。とにかく議会事務局設定の勉強会がいかに議員の学習意欲を削ぐかがわかった議会でした。

儀式としての議案説明会。時間に追われるだけの時間をこなすための議案等勉強会。これをやらないことにより、議員自らの議案への取り組み姿勢に変化があり、これらの問題提起につながってきている感じです。

もっとも私以外の我が会派の議員さんは研究熱心ですから、私が「いいよ。それは」って説明さえも求めなかった市営住宅の家賃滞納問題も、日色議員の嗅覚で、大矢議員 とお二人で説明を聞き、「確認」を始めたら、質問に変わり、意見に変わり、問題点の追求に変わり、問題提起になった、と。

主婦感覚は侮れないと一人蚊帳の外でテレビを見ながら耳だけ「会派代表」の責任の範疇で向けていたのですが、議論の行方の流れをだいたい聞いたら、大丈夫、これはうまくやるだろうと思い、職員の方との雑談をしようと控え室を出たのでした。

その時が発端で、日色議員がいろいろとチェックして下さり、条例改正案の提出となりました。これがまず大きな活躍。そして前述した保育の民間委託化が2つ目の大きな活躍。頑張ったなあ。我が会派の若手、女性は。ってところです。

でもね、私は、こういう行財政改革の問題は、議論を必要とするものとそうでないものもあります。そうでないものはどんどん進めなければいけないのです。僕は心の底から頑張ってほしいと思うのは、広報課が頑張っている広告のこと。管財課が頑張っている市有財産を利用した賃料収入などの増収策。Etc.