この前のニュースで、当選1回の議員さんが、事業仕分けのワーキングチーム入りに待ったがかかったとのことで、「当たり前だ」と思っていました。
が、確かに、首長経験者であれば、当選1回でもいいんじゃないって思いますね。

MSN産経ニュースより

船橋市議会 勝手にe-報告 (長谷川大のe-通信簿)-sankei

民主新人議員が党幹部の「選挙優先」を批判
2009.10.27 23:47
 予算の無駄遣いを削減する政府の行政刷新会議の作業が民主党側の“横やり”で中止に追い込まれたことに対し、元愛知県犬山市長で刷新会議ワーキンググループメンバーの石田芳弘衆院議員(64)=愛知6区、当選1回=は27日、産経新聞のインタビューに応じ、小沢一郎幹事長ら党側が選挙対策ばかりを強調する姿勢を批判した。主な内容は以下の通り。
 行政刷新会議は鳩山内閣のひとつの目玉だ。刷新会議のような仕事をやらないと、政治に対する信頼は戻らない。
 当選1回生は、政治の世界の手練手管は素人かもしれないが、市民感覚をくみとる能力はより優れている。「永田町ズレ」していない1回生の新鮮な感覚を予算の見直しに生かすべきだ。

ちょっと違うと思います。この議員さんの市民感覚と思っている感覚と、今回当選1回のお若い議員さんの市民感覚とは大きな隔たりがあると思います。時代認識や、世の中の流れをこの64歳の首長経験者の議員さんが把握できているかと言えば、ご無礼ながらも「NO」だと思います。

 私は市長時代、何の代表でもない(中央省庁の)官僚からおびただしい命令を受けた。補助金行政は借金がたまるメカニズムだと思ってきた。非常に無駄だ。自分の経験をいかして無駄を省く作業をやらせてもらいたい。

だからあなたはおやりになれば良い。それだけの資格を持ち合わせていらっしゃると思います。が、しかし、小沢代表の言う当選1回は、若年の政治経験ゼロの当選1回の議員さんを言っていらっしゃるのだと思いますよ。

官邸に呼ばれ鳩山由紀夫首相から「しっかりやってくれ」と言われたのに、この事態をどう戻していくのか。あまりこじれると難しい話になる。内部分裂せず、一致結束しないといけない。
 次の選挙のことを言うのは「政治屋」、次の時代を語るのが「政治家」だ。党側も選挙のことばかりではだめだ。私だけでなくみんなが思っている。

これも理解します。でもあなたが言う立場ではないと思いますなあ~。