が、終わりました。と同時に、合併政令指定都市の調査研究特別委員会と決算特別委員会が設置されました。私は会派の皆さんに無理を言って決算特別委員をさせてもらうことになりました。

第1回の決算特別委員会が開会され、佐藤重雄委員長が選任されました。
キャリアの長い議員さんで仕事のできる議員さんですから安心です。当選回数ばかり多くても仕事のできない議員さんが多い中で、佐藤重雄議員は本当にしっかり仕事をして下さるでしょう。

そういう意味では、池沢敏夫建設委員長もそうです。ところが本会議最終日は、ちょっといたずらをしていました。お茶目です。委員長の報告のときに、委員会であった発言等の事柄以外を申し述べたのです。

第39条 委員会が審査又は調査した事件が議題となったときは、委員長がその経過及び結果を報告し、次いで少数意見者が少数意見の報告をする。
4 委員長の報告及び少数意見者の報告には、自己の意見を加えてはならない。

ということで、発言の削除を求めましたね。って安藤信宏議会運営委員長に言われました。そうです。私が、ちょっとおかしいので、議事を止めていただいて、議会運営委員会で池沢敏夫建設委員長のお茶目ないたずらをどう取り扱うかを話し合ったのです。

これまたキャリアを積んだ、議会運営委員長です。まあ、就任当初は議長経験者が議会運営委員長かよって思いましたが、仕方ありません。自派の議長を支える大事な役目ですから。

まさに任せて「安信」の面目躍如。安藤委員長のお父上は以前もブログに書きましたが、私の父と同期の当選。当時のキャッチフレーズは「まかせて安心(信)」安藤信吉先生ですから、安藤の安と信吉の信とをかけて安信だったのです。それこそお茶目な周りのお友達は、「任せて安心(信)、頼んで心配」って言っていたみたい。まあ冗談はさておき、まさに今の議会運営委員長はもう安心して任せていられますから本当に楽です。

今回も、自発的に発言を取り消していただければという、「大人の解決」に導いて下さいました。
が、しかし、私の本当の見解は違うのです。私は建設委員ですから建設委員会の発言は記憶に残っています。その中で、一度たりとも言っていないことを、池沢委員長は委員長の報告で述べたのです。
これは、

(懲罰動議の提出)
第153条 懲罰の動議は、文書をもって所定数の発議者が連署して、議長に提出しなければならない。
2 前項の動議は、懲罰事犯があった日から起算して3日以内に提出しなければならない。ただし、第49条(秘密の保持)第2項又は第106条(秘密の保持)第2項の規定の違反に係るものについては、この限りではない。

の方に解釈できるものだと思うのです。なぜなら、委員長報告において虚偽の報告をしたのですから。当然のごとく懲罰の対象になり得るというのが前提です。しかし、前述したように、議会運営委員長が、「大人の解決」を図って下さっていたわけですから、ことを荒立てなかったのです。
まあ、そんなこんなで、委員長の人選の重要さをずいぶんと感じる議会でした。

そんな中、決算特別委員会で、新たなことをやっていただけることになりました。
いわゆる質問取りの制限です。委員長の名において、決算特別委員会の質問取りを望まない会派には質問取りを行わなわないよう依頼することになったのです。

画期的ですねえ。すごいですねえ。うれしいですねえ~。
従いまして、私はじっくり準備をすることができるのです。