MSN産経ニュースより

船橋市議会 勝手にe-報告 (長谷川大のe-通信簿)-sankei

スポーツ用品各社、ノウハウ生かし企業制服に進出
2009.8.13 14:03

私の父はスポーツ品店を経営していて、現在は家内が主に仕切っています。
そんな中、仕入れの業者さんとの交渉は私の担当。
先般も、ミズノの営業さんと話をしていたら、まさにこの記事の営業の話でした。

スポーツの世界で鍛えた高機能性を生かし、ミズノ、アシックス、デサントのスポーツ用品大手3社が、運送会社の作業服や防火服、白衣、看護師用の靴など“非スポーツ”のユニホーム事業を強化している。少子高齢化でスポーツ人口低下への懸念が背景にあり、各社ともスポーツ分野で培った機能性とブランド力を武器に新規分野での売り上げ拡大を目指している。(藤原直樹)

今後は、こういう営業活動を小売店もしていなければならないのです。

「企業制服は専業メーカーのシェアが高く、同じ土俵では勝負にならない。ミズノならではの機能性を打ち出している」と、企業制服事業を統括する小林啓輔・コーポレートアパレル課長は話す。ミズノは平成17年からブランド「ミズフォーム」を立ち上げ、企業のユニホームへの本格的な参入を開始。運送業やファストフードなどで「働く人が動きやすい制服」を販売している。
開発では、競技用スポーツウエアで培った技術を流用。業種ごとに、実際に働いている人の動作を撮影し、コンピューターグラフィック(CG)でデータ化。3次元解析で分析した皮膚の伸縮データを活用し、スポーツで培った布地の裁断技術で、スポーツウエア並みに圧迫感がなく動きやすい制服を生み出した。
ミズノが開発した発熱素材「ブレスサーモ」や涼感素材「アイスタッチ」などを組み合わせ、快適性も確保している。
現在はファストフードなどサービス業や運送業など約100社が採用し、昨年度の売上高は20億円。リサイクル可能な制服など機能性以外の特徴も打ち出し、売り上げ拡大を狙う。
一方、アシックスは米メジャーリーグ、イチロー選手や元マラソン五輪金メダリストの高橋尚子さんのシューズを手がけた技術を生かし、看護師用の靴「ナースウオーカー」を開発。1日1万歩以上歩くとされる看護師に合わせ、「疲れにくさ」「むれにくさ」「滑りにくさ」など同社のスポーツシューズづくりの技術の粋を集めたという。 今年2月からは医師用の白衣も販売。同社スポーツ工学研究所で分析した体の動きのデータを取り入れ、生地パーツを細かく分けて設計する独自の立体裁断技術を採用した。「伸ばす」「抱きかかえる」など医療現場で必要な動作をスムーズに行えるようにした。今年度の売り上げは8億円を目指す。
また、デサントは19年に消防士用の防火服を商品化。主にスキーウエア用の技術を流用し、断熱性と動きやすさを両立した。
スポーツ用品各社の企業制服参入の背景には、少子高齢化で国内のスポーツ人口の頭打ちが続く状況がある。中国など海外進出を進めるが、順調とはいえず、新規分野による新たな収益確保が急務となっている。
企業の制服について、スポーツ用品メーカーの幹部は「販路が異なるため、営業態勢の整備など課題は多いが、動きやすさや快適性などに対する評判は上々で、確実にシェアを伸ばしていけるはずだ」と自信をみせている。

頑張ろう!頑張ろう!!頑張ろう!!!