本当に自民党の見識…はどこへ行ったのでしょう。

MSN産経ニュースより

船橋市議会 勝手にe-報告 (長谷川大のe-通信簿)-sankei

自民・森氏、中川秀直氏らを徹底批判「彼は逃げた!」
2009.7.19 11:47
自民党の森喜朗元首相は19日、民放番組に出演し、両院議員総会での「麻生降ろし」を画策した中川秀直、武部勤、加藤紘一の元幹事長3人を名指しし、「彼らは前科何犯も犯しているのに謙虚さがない」と強く批判した。

特に加藤紘一先生に対しては日頃から辛辣ですからねえ。私などの前でも森先生は加藤紘一先生のことを怒っていましたからねえ。

特に森氏の弟分だった中川氏を「平成19年の参院選で大敗した時の幹事長だ。あの時も両院議員総会を求める意見があったが、彼は逃げてしまった」と辛辣に批判。武部、加藤両氏については、自らが首相当時に反旗を翻した12年11月の「加藤の乱」を念頭に置いたようだ。
また、地方選6連敗について「麻生太郎首相の責任にするのは酷だ」と首相を擁護。署名活動を熱心に行った若手議員について「中川氏らにあおられたのだろうが、自民党を出て民主党に行くわけにはいかないということが分かっていない」と突き放した。

その通りなんですよね。どんなに民主党と一緒になって麻生総理を批判したって、ダメなんですよね。

一方、森氏は衆院選後の展望について「政局が大混乱になった時に政界再編をどうするか。政治空白ができないよう政局の安定を図る努力をしなければならない」と述べ、自民、民主両党の大連立に含みを残した。

さて、森先生の見立てはあたるのでしょうか。自民党が負けて大混乱はあるかもしれませんが、民主党基軸の政権はとりあえずは冷静に動いて行くのではと思いますね。むしろ民主党の政権運営後の混乱でしょう。
民主党は、既にその布石を打ち始めたと言うか、新聞記事にもなり始めましたが、

「民主党の岡田克也幹事長は19日のテレビ朝日の報道番組で、衆院選マニフェスト(政権公約)の目玉政策の「子ども手当」(1人当たり月2万6千円)を創設するのに併せ現在の配偶者控除と扶養控除を見直して財源に充てると表明、子どものない家庭では負担増になることを明らかにした。」MSN産経ニュースより

とのことです。まあ、選挙も大丈夫そうだという判断かもしれませんが、現実問題を考えた言い訳を始めましたね。

「民主党の鳩山由紀夫代表は17日、インド洋での海上自衛隊による給油活動について、次期衆院選で政権交代が実現した場合、当面活動の継続を容認する考えを示した。民主党は給油活動の停止を主張してきたが、活動継続を求める米政府との関係を重視し、「現実路線」に舵を切った形だ。ただ、民主党が連立相手と想定している社民党は、「即時撤退」を求めており、今後の連立政権協議に影響を与えそうだ。」MSN産経ニュースより

これはこれで、ひどいものですね。国会での各法案に対する態度は何だったのでしょう。
やはり根は自民党ですから、政権取ったら自民と同じ?なのでしょうか?