もう、大変そうですからね。航空業界。
最初のこの記事を読んで、どういうことだろうと思いましたが、わかりました。私が中国に駐在している頃の中国の国内線はこの方式だったと思います。
当時の中国の飛行機の運転手さんは、すべて軍人さん上がり。しかも、第3次産業の育っていない国。まさに飛行機の運転でした。操縦ではありません。予定高度までより早く到達し、着陸の時はより早く着陸する。それだけのことでした。旋回も自分の思い通り。乗客の揺れや傾きは関係ないのです。

MSN産経ニュースより

船橋市議会 勝手にe-報告 (長谷川大のe-通信簿)-sankei

国交省、新着陸方式を試行 燃料節減で航空会社に追い風
2009.5.24 14:40
国土交通省は、経営が悪化している航空業界への支援策の一環として、今月から新たな着陸方式の試行を始めた。関西国際空港に深夜から早朝に到着する国内航空会社の航空機を対象に、水平飛行することなく滑らかに高度を下げながら到着する方法を試験的に開始した。燃料費の節減につなげるのが狙い。日本航空によると、新方式での燃料削減効果は1便当たり2320~2900リットルと試算しており、厳しい経営環境が続く航空会社にとって追い風となりそうだ。
航空機が着陸態勢に入る場合、これまでは降下と水平飛行を繰り返し、徐々に高度を下げていた。法律や規則に定められてはいないが、安全を確保するために世界的に同様の方式がとられている。
ただ、上空の交通量の少ない深夜、早朝の時間帯なら新方式で着陸しても安全上の問題はないと国交省は判断、試験的に導入することにした。関空ですでに1日5便程度が新方式を導入している。
米サンフランシスコや豪シドニーなどの空港ではすでに新方式を実施しており、同省では「国内でも試験的に実施し、改善点を洗い出したい」(航空局管制保安部管制課)としている。燃料使用量低減によって、二酸化炭素(CO2)排出量も削減でき、環境対策にもなる。日航の試算によると、削減量は1便当たり5.7トンから7.2トンとしている。
国交省は、7月から飛行経路の短縮も実施する。羽田空港?関空、成田?関空間の飛行経路で、これまで和歌山県日高町の上空を飛んでいた経路を見直し、やや北側の和歌山市上空を飛ぶようにして飛行距離を短縮し、飛行時間を約5分短縮すると同時に、燃料費削減にもつなげる考えだ。

中国では着陸後のエンジン停止も異常に早かったような気がします。
今はどうかわかりませんが。当時はね。