以前から東京湾アクアラインの通行料というのは話題になることが多かったのですが、「損して得とれ」ができない公務員ならではの発想の典型だと思っていました。
それが、市民運動が活発になってきたなあなんて思っていましたが、知事選でも触れる候補が複数。
私が応援している候補 もワンコイン(湾コイン500円)を言っています。
期間を限ってでもちろん結構ですが、数値を公表(利用者数とその総額)していただいて、広く国民にわかり易く説明をしていただきたいですね。

MSN産経ニュースより

船橋市議会 勝手にe-報告 (長谷川大のe-通信簿)-sankei

「夢の懸け橋」、割引で実現!?
2009.3.21 00:29
全国的な高速道路料金の値下げに先立ち、東京湾アクアラインと本州四国連絡橋で休日(土日祝日)の通行料を上限1000円にする割引が始まった20日、アクアラインの「海ほたる」パーキングエリアは大勢の観光客や家族連れでにぎわった。
自動料金収受システム(ETC)利用の乗用車などが対象。アクアラインは乗用車の場合2320円から1000円になった。20日午前0時から午後4時までの交通量は約2万6000台で、前年同時期を約27%上回った。
「海ほたる」パーキングエリアは同日朝、雨が降り、強風が吹き荒れたが、駐車場はほぼ満車になった。千葉県も地元産のいちごの試食などPRイベントを開催した。

同じことが言えるのが、わが市のアンデルセン公園。独立した経営ができるようにしていただきたいですね。まったく同じ発想です。道路よりもっと簡単。入園料を大幅値下げ。園内売店、飲食店を充実させて、その売り上げ増による利益の確保です。

私が以前勤めていたホテル。世界的な観光地。部屋はお客様がいようがいまいが、管理のための費用はかかりますから、1円でも泊まってもらったほうが得。天安門事件で客足がとまったとき、訪問する日本人全員に泊まってもらおうと、日本の民宿並みに。それでも、売店のおみやげを買いやすくして、レストランの売上が上がるようにして、トータルでなるべく多くの売上確保と利益の確保を図ったのです。

なんとか頑張っていただきたいですね。そういう意味じゃ、医療センターも本来は医業収益の確保が重要なのでしょうけど、たとえば、「医療センターの食堂ってさ、ヘルシーで安くておいしいんだよ」ってなればもう大丈夫。そういう工夫ができる事業者さんに経営してもらう。儲けはこういう割合でねって。

売店もそう。病気などで体調がすぐれない方の必要なものって意外なものがたくさんあります。それらをきちんと取り揃えること。そして、それが他の病院利用者でも、「医療センターの売店に行くとあるんですよ」ってなればよいのです。

「なかなかそんなにうまくいきませんよ」って言うでしょうけど、やらないよりはやりなさい、です。やらないで理屈ばっかりこねるのが船橋市役所職員。だから私は財政部管財課の今回の仕事っぷりを評価しているんです。理屈を並べる前に、動画広告による各種案内装置の設置、駐車場の機械化による財政効果の創出、自動販売機の公募、市長公室広報課をはじめとするいくつかの課が、印刷物に広告を入れて財政効果を生み出すように努力しています。

私の好きな動きは、考える前に踏み出せ。走りながら考えろ。考えながら走れ。ダメなら謝れ。謝りながら直せ。

「市役所の仕事はそうは行きませんよ~」って聞こえてきそうです。
それを一番嫌がるのが市民です。ノロノロ仕事をすることがね。
まあ頑張っていただきたいですね。