って考えたいですねえ~。

以前にもこのブログで触れたことがあったかと思いますが、散発的なフラッシュアイディアだったかもしれません。今、だんだん考え方が固まってきました。

 

きっかけは、日色議員 の決算特別委委員会での発言と考え方です。

 

補助金等の聖域なき見直しが我が会派の基本線ですが、特に、自治会等への補助金です。これについての議論はまだしつくされておりませんから軽々に申し上げることはできませんが、「有りだな」ってのが私の考えです。

もう、手を付けましょうということです。

 

1)町会、自治会の加盟率や組織率の減少。

2)様々な物流サービスが出てきて郵政民営化がなされている中で、回覧物、配布物の効率的運用の見直し。

 

現状は各部、各課で勝手に町会・自治会への垂れ流し状態が続いており、そのほうが面倒がなくていいやということになっていて、事業に対するコスト意識が全くないのです。

 

民間企業の事業では、「広告宣伝費」などを予算計上し、事業を行います。もちろん民間企業はそれらによって利益を上げるということで、究極の目的が違いますから一概に比較はできないのですが、市役所業務の中で、広報広聴費意味合いのものを玉虫色にしたまま、町会・自治会組織を利用して「安く上がるから」的発想で良いのかということです。

 

1)社会が成熟して、多種多様な考え方が出てきている中で、町会・自治会活動が健全、正常な状態であるとは言い切れません。むしろ不正常な状態と言った方がいいのかもしれません。市役所職員の方々は、平日日中仕事をしていて、町会・自治会活動に参加する機会は限られていると思います。そういう状況の中で、正確に活動の実態を把握しているのでしょうかねえ。


2)日色論で幹になる一つの事象が、防犯灯?だか街路灯の管理運営に関する費用。それって市役所の仕事じゃん。って話です。現在、電気代と設置費を市でまかなっていますが、それが町会・自治会経由です。球切れは町会・自治会負担。防犯灯って、町会・自治会非加盟者でも利用するでしょうってこと。

 

いやいや、タイトルから話がずれちゃっていますね。

 

実は、町会・自治会への補助金(交付金)をカットという大胆な話に最初に驚いた私は、カットはいいよな、と。だけど、ゼロにするには、それに代わる事業費補助などを充実させなきゃいかんな、と。

 

そこで考えたのが、町会・自治会の活動の足です。私の町会でも、その中の老人クラブでは「バスに乗ってでかけること」が一番動員率が高く、内容によって、顔ぶれも違ってきます。ところが制約が多く、使い勝手がよくないのです。それを大幅緩和しろということです。

 

今、市が使用しているバスは、高齢者福祉、生涯学習、学校教育、議会などが多いようです。そして旬なのは交通不便地域の解消策の模索。

 

これらをすべて一元発注を民間事業者にしたら良いのではないかということです。基本はマイクロバス。なぜなら、前述の生活の多様化、考え方の多様化で、趣味、趣向が多様になっている中で、町会・自治会のバス利用の企画も多様性を求められているのです。

近所の仲良し奥様方で、ちょっと銀座に食事に行って、美術館で芸術鑑賞。グランドゴルフ仲間で、違うグランドゴルフ場へ。などと移動単位が少人数になってきているのです。


しかも、「その人が行くんじゃ、私は行きたいけど行かないわ」って話も…。「いやいや大人なんだから、そんなところまで市役所は面倒見切れませんよ」って聞こえてきそうです。私にしてみれば「じゃあ、あんた町会長やってみな」ってことです。難しいんだから。あっちをたてれば、こっちがたたず。日常茶飯事です。だから、マイクロバスを利用するのです。大型観光バスの時代は終わりました。民間企業のバス旅も一人参加をわざわざ募集する時代なのです。

 

同時に、使い勝手(利用規則の大幅緩和です)も、各部各課の垣根を取り払って一元管理です。

 

小中学校の部活動や課外活動などで、全国や関東、県のレベルへの出場などの場合の移動のお手伝いにも使えるでしょう。保護者の声は、「市は冷たいよね」です。これに応えてあげることです。

 

子育てはとにかく費用がかかる。親や子どもの好みでやっていることかもしれませんが、少なくとも市で勝ち上がって上のクラスにいく子どもたちに、ご褒美とは言わないけれど、役に立つことをしてあげるべきです。雀の涙の報奨金みたいなものが出ますが、「意味ねえ」です。それらの大幅利用に交通不便地域のオンデマンドバスの運行をして、トータルで企業の経営が成り立つ価格で契約をする。というのが私の考え。他市から来た人たちが、なんだか船橋はマイクロバスが随分走っているなあってくらいにするのです。

 

市立船橋高校にも、購入者はどなたか知りませんがバスが随分あるようです。生徒の授業中は空いているはず。利用しない手はないのです。とにかく、飛行機、電車、路線バス、ホテルなどはフル稼働していようが、一人しかお客がいなかろうが、運行、営業しなければなりません。

 

同じような発想で、市の持っているバス、外郭団体が持っているバスを一元管理をして、駐車場に止まっている時間をなくす発想を持つべきです。民間企業ですと、駐車場だってお金がかかっているんです。