さて、私の一般質問で、意外に反応してくださる方がいらっしゃってうれしい限りです。

http://www.city.funabashi.chiba.jp/giji/gikaisite/index.html

議会のホームページから、本会議中継をクリックし、平成20年第4回定例会12月5日のところに私の一般質問があります。ぜひごらんください。

 

私の質問の要旨ですが、子育て支援を市役所の庁内みんなで考えてちょうだいね。というのが、まあ表向きの質問。本当は、長谷川式で全理事者(答弁者)に答弁をいただこうと思ったのです。

初当選した、平成7年の第4回定例会に次のような一般質問をしました。

 

それから最後に、コンピュータについてなんですけれども、私が小学校2年ごろだったと思うんですけれども、柿島廣先生、市会議員でいらしたんですけれども、私も何度かお茶を飲みにご自宅の方に伺ったりしたことがあるんですけれども、この柿島先生の過去の会議の議事録で、どういう質問の仕方をしていたかということをちょっと調べましたら、今回このコンピュータについて、私が2問目をやらしていただくのにちょうどいいんじゃないかというふうに考えましたので、この柿島方式で理事者の皆さんに伺いたいと思います。


コンピュータに関しまして、電子計算課の役割という中で、全庁的な開発支援だとか、コンピュータのいろいろな相談を受けているという話でした。ということは、コンピュータというのは全部の部局、あるいは全職員に関係あることだと思います。理事者の皆さんは日々社会情勢を勉強し、所管の諸君の方と常にコミュニケーションを図ってらっしゃると思います。そんな中で業務の改善等について問題意識を持って業務も行っていると思っています。そこで、若い職員との会話をいろいろしていると思うんですけれども、若い職員の方々とお話をすると、コンピュータの話というのは避けて通れない問題だと思います。また、自分自身、皆さん多忙なお仕事をこなしていって毎日を送る中で、これをコンピュータで処理できるシステムがあればいいなと考えることも多々あるんじゃないかと思います。


そこで、柿島先生のやり方でちょっと質問をさしていただきますけれども、自分の所管部門にどのようなコンピュータシステムを導入したいか。既に企画部の方と相談なさった部もあるでしょうし、まだ相談してなくて、何とか導入したいんだというふうに部下の方と話し合ってる部長さんたちもいらっしゃると思います。また、そのように話し合いながら、自分の部にどんなシステムが欲しいかということをまずそれぞれの部長さんにお伺いしたいと思います。


それから、自分の業務を、部の業務じゃなくて、自分自身の仕事を円滑に進めるために、どんな機能を持ったコンピュータシステムを導入したいかということをまた理事者の皆さんにお伺いしたいと思います。(「全理事者か」と呼ぶ者あり)そうです。全理事者の方にお伺いいたします。全理事者の方々が自分の業務、それから自分の所管部門にどのようなシステムが必要か、あるいはどのようなことをしたいかというようなご希望が必ずあると思います。それは常日ごろの仕事の中で、先ほども申しましたように所管の職員の皆さんとコミュニケーションをとっていれば、コンピュータの話というのは必ず出てくる話だと思いますので、よろしくお願いします。

それから、コンピュータによるそれぞれの事務事業の効率化についても皆さんの所感を伺いたいと思います。

 

へへへ、なんですね。市役所は縦割りで、セクショナリズムが異常で、どうにもならん組織ですが、このときの、理事者(答弁者)席の様子は今でも覚えております。でも、ちゃんと、「よっしゃ~、俺が行ってやる」って感じで登壇して答弁いただいた部長さんは「男」でしたねえ~。今回も最後にやっちゃおうかと思いましたが、この手を久しぶりに使うのはもっと先にしようと思い、止めておきました。

 

今回も言わせていただいた部分もありますが、子育て支援って、市役所内部全部の部、課に関わるのに、子育て支援計画の策定委員の中などには、建設局が入らない。逆に、建設局の何か計画ごと(例えば、今回あがってきた住生活基本計画)の策定委員などには、子育て支援関係が入らない。おかしいでしょう。というのが私の考え。

 

子育て支援に、どうして住宅支援が入らないのか。どうして移動手段の公共交通に子育て支援が入らないのか。ベビーカーの通行がしやすいようにとどうして道路行政が関わらないのか。子育て世代が買い物をしやすいようにどうして経済部の支援がないのか。Etc.

自分の仕事をマルチに考えられない証拠です。逆も然りです。


高齢者のことばかり。高齢者施策はそのまま子育て支援にもなるということにどうして気づけないのか。アホですね、船橋市役所の職員は。子育て世代を呼び込む方法を考えないと、街は死んでしまいます。そこをどうしていじらないのか。若い世代により多く住んでもらって初めて高齢者世代を支えられるんです。

 

今回も言いましたが、「無い無い無い無い金がない、無いと言ってるお前に知恵が無い」知恵を出しなさい。ってことです。

 

「人の褌で相撲をとる」でもいいんです。ただし、知恵まで他人に預けてはダメ。知恵を出しているふりして、自分の利益に走ったり、自分の思想を広めたり、ってこともたくさんあります。

 

まずは、職員が必死になって知恵を出す事が重要なのです。知恵まで人に頼るんだったら、そういう人材育成と人事の採用や教育をすればよいのです。それでは「公」の意味はまったくありません。そういう部分も、NPOや市民団体に任せていけばよいのではとか、そういう市民の声を拾い上げた方がより市民要望に添っているなどという輩がいるかもしれませんが、それは先般、このブログに書かせていただきましたが、少数意見の履き違いになるのです。少数意見は少数意見。声が大きいのと多数意見は違います。特に真剣に、必死に子育てしているママは忙しいんです。NPO活動なんてやっている時間はありません。

 

経験も無いくせにって聞こえてきそうです。子育てに失敗した人に限って、子育て支援の重要性を言ってみたりします。あてになりません。そんな意見。っていうのが私の友人の話。

 

私立幼稚園のPTAの活動を永年やらせていただいて、多くの初心者ママと接してきた私としては、彼女たちから聞いたことが子育て世代の本当の生の声だと確信しています。こう書くとまた反発する方がいらっしゃると思いますが、ママ向け雑誌の編集長や編集者の声も、幼稚園経営者の声もすべて一致しています。


長くなりましたので、次回送りにしましょう。