MSN産経ニュースより一部引用


【国交相辞任】会見一問一答(1)「身がひきちぎられる思い」

2008.9.28 13:26

28日に辞任した中山成彬国土交通相は同日午前、国交省内で会見し、辞任を決意するに至った経緯や心境を述べた。一問一答は以下の通り。

     ◇

本日9時半に官邸に行き、総理に辞表を提出し受理された。これまでたくさんの方から「よく言ってくれた」「がんばれ」「辞めるな」という山のようなメールをいただき、電話が深夜まで鳴り続けた。

 

私もそうしたかったですね。

 

私自身も重要ポストに就けていただき、道路行政や観光立国、海洋政策とやりたいことがいっぱいあり意欲を燃やしていたが、国土交通相の域を越え、他省庁(文部科学省)の所管にまで言及してしまった。国難というべき経済危機の中、たくさんのかたが困っていらっしゃり、なにより私がいることで、明日からの臨時国会で緊急経済対策、補正予算の審議にいささかの支障があるとすれば本位ではない。たくさんの人々が困っている姿を目の当たりにしてきたので、補正予算などの審議をスムーズにしていただくため、身を引く決意をした。

私の国交相就任を喜んでくれた地元の方々のことを思えば身が引きちぎられる思いだ。地方の道路整備は国交省の皆さんにお願いし、基幹道路は1日も早く完成するよう求めていきたい。

--25日のインタビュー後、成田空港、単一民族、日教組の3つの発言ついて撤回した。しかし昨日は記者団に対し、日教組に関する発言は撤回していないとおっしゃった。

「最初の2つについては国交相としての発言で撤回した。日教組については、国交省の建物内で発言したことは撤回したが、政治家・中山成彬としては撤回していない」

 

そりゃあそうですよね。文部科学大臣のときにいやというほどその実態をご覧になったでしょうし、以前からそういう思いはあったでしょうからねえ。与党の普通の政治家であれば誰でも思っていることですよねえ~。

 

--日教組については、迷惑をかけたとはいえないのか

「全国の先生方は、ほとんどが一生懸命、子供のことを考え、自分の身を犠牲にして向き合っている。私自身も小、中、高と素晴らしい先生に育てていただいた。それもあって今日までやってこれ、感謝している。教員の待遇改善、子供と向き合う時間を確保するための施策も私はこれまで率先してやってきた」

 

そうそう。この部分は私もまったく同感。今でも先生は先生です。

 

「問題は、ごく一部、過激な分子がいることだ。だから昨日の解体せよという発言になった。まじめに子供に向きあっている先生方と違い、政治的に、子供たちをだめにして、日本をだめにしようという闘争方針のもとに活動している方々がいる。それが日本をだめにしているのではないかと私は思っている」

 

その通り。間違いない!!

 

--日教組が強いところが学力が低いと発言されたのは正しいのか

「ちゃんとした授業ができているのかなというのがあったが、授業より政治活動に力を入れているところがあるのも事実。学力だけでなく、日教組の強いところは国旗も掲げていないとか、過激な性教育とか、道徳教育に反対しているとか、信じられない。日本の世相をみると、道義をわきまえた子供たちを育てていくことが必要。学力、体力、気力、道徳性を身につけた活力ある若者をたくさん輩出することが、日本を繁栄させる道だと思う。これから日本に生きる子供が幸せな充実した人生を送ってほしい。先生方に協力をお願いしたい」

 

ホントにそうだ!!

 

--結論からすると撤回されない

「(うなずく)」

 

当たり前だ!!聞く方がアホだ!!

 

--金曜は国交省を出る前に、責任、職務をまっとうしていこうという決意で出ていかれたが、昨日、宮崎でああいう発言があった。どういう心境の変化があったのか

「本当に悩みました。国交相としての仕事もしたいなあと。地元の方々のことを考えると胸の張り裂ける思いだったが、政治家・中山成彬として、何が日本をだめにしているのかということを伝えることも、政治家の責務だろうと考えたときに決断した

 

すばらしい。船橋市議会にもポストばかり欲しがる人がいるけど、そういう政治家ではないということです。ポストに汲々として自分の考えを述べられないような人は、政治家をやめればいいんです。また、そういう発言を制限していくような言葉狩りもやめればよいのです。

 

「職を賭しても子供を大事に」

2008.9.28 14:24

--日教組の発言は大分県にとって侮辱的と思わないか

「侮辱的というか、子供のことを考えると、しっかりした学力、道徳、体力を身につけてもらい、社会に送り出してあげたいと常々思っている。今回の発言は子供の教育を考えるきっかけになればと思う」

 

その通り!!

 

--日教組の部分は、政治家として、発言全体を撤回していない?

「(うなずく)」

 

撤回なんてする必要なし!!

 

--混乱が予測できたはずのに、なぜ宮崎でまた発言したのか

「確信的にあえて申し上げました」

 

はい。それでこそ真の政治家です。政治屋ではありません。

 

--閣僚の責務より、一政治家としての発言の方が大事だったのか

「だからこうして辞任を決心した。越えてはいけないところまで発言したという深い反省もあった」

 

潔し!!

 

--宮崎での発言のときはやめる覚悟だったと

「(うなずく)」

--なぜそこまでこだわったか

「重要な問題だからです。今までほとんど国民の皆さんは知らなかったんですけど、なぜこういうふうにゆがんだ教育が行われているかということに、国民の関心を引きたかった」

 

そうそう。私もなんとか小教協・中教協を市民の皆様に知っていただきたいですね。

 

--続投に意欲を示していたのに、なぜ職を賭して日教組発言を再びしたのか

「子供たちのことを考えた。私にも孫がいるが、いい人生を送ってもらうには、インフラだけでなく、学力、文化、伝統とか、そういったすべてのものを身につけた子供が活躍する日本であってほしい。そういう思いが勝ったとご理解いただきたい」

 

そうだ。立派だ。尊敬する。

 

--その子供たちに、たった数日で大臣をやめてしまう騒動をどう説明したらいいのか

「中山大臣は、自分の職を賭してまで子供を大事にしたと言ってほしい」

 

立派だ!!

 

--一連の大臣の行動の、どこが子供を大事にしているのか

「今の風潮はだれもいいとは思っていないと思う。さまざまな、わけのわからない事件が起こる。親の子殺し、子の親殺し、あるいは汚染米の販売、もうかりさえすれば毒の入った米でも売るという、そういう日本でいいのか。私はそこを憂えている」

 

その通りだ!!

 

--それは、すべて日教組の一部の先生の責任か

「教育全体の問題だったと思う。教育は学校の先生だけでない。地域のみんなで子育てしなければならない。私が育ったのは旧薩摩藩。近所の人からも厳しく指導された。祖父からは世の中のために働く人になれと言われ続けて育った」

「国民が教育に関心持つ機会になれば」

2008.9.28 15:46 

--ご自身の選挙、地元の選挙にも影響があると思うが

「さまざまな影響はあると思うが、有権者に必死に訴え、もう一回、勝ち上がっていきたいと思う」

 

なんとしても再び当選して欲しいと思います。

 

--たとえば無所属として出るとか、そういう気持ちはないか

「昨日、宮崎県連から宮崎一区の公認をいただいた。あくまで自民党員として戦いたい」

 

なに聞いてんだこの記者は。

 

--奥様には何かいわれたか

「『辞任はしかたないわね。でもこれが日本の教育を考えるいいきっかけになればいいわね、前向きに考えましょう』と、言ってくれた」

 

さすが!!本当にすばらしいご夫妻だ。

ウズベキスタンの桜 中山恭子著 も読むべきだ。

 

--自民党の仲間に賛同を得ていると思うか

「思う」

 

当たり前でしょう!!

 

--国民の関心をひきたく日教組発言をされたということだが、当初、就任を打診されていたという行革担当相になっても、そういう発言をしていたのか

「それはわからない。しかし、皆さんの質問に対し、美しいふるさと、安心、安全な国土づくりをしていかなければならないと答えているうちに、ちゃんとした日本人を育てなければならないという気持ちが、ますます強くなった」

--日教組に関連し、『政治的に子供をだめにして日本をだめにしようという方針で活動している』という発言があった。どういった活動を指しているのか

「いろんな活動方針があるんですよ。いろいろみていますから、私は」

 

そうですよねえ~。知れば知るほど許せないでしょうね。まったく同感。

 

--日教組の活動方針は、そういう考えのもとに定められているのか

「そうです」

--日教組は、組織としてだめなのか

「組織としてだめでなく、組織内でも、一生懸命教育にがんばっている人もいる。しかし問題はごく一部。そういう人を切り離さなければならないと思っているということだ」

--先ほどおっしゃった激励メールとは、日教組についての部分か

「だいたいそうだ」

 

「私もついていきます。」と申し上げたい。

 

--いや、むしろ日教組に関しては十分思いが伝わっている。大臣から出した話題だ。言わなければよかったと思わないか

「複雑な思いだ」

--日教組の関係者と多忙を理由に会わなかった。なぜか

「国交省内ではまずいと思った。管轄外だから。日教組発言は、国民が教育に関心を持ついい機会になればいいと思っている。教育の問題、子供の未来に国民が関心をもっていただくきっかけになればいいと思う」

 

会う必要なんかないんじゃないでしょうかねえ~。