毎日、毎日暑い中お仕事お疲れ様です。

このあいだ、知人との飲み会の後、近所の先輩を車に乗せて帰る途中すごい出来事に出会ってしまったのです。

 

私は、お酒を一滴も飲めないので、いつも烏龍茶やコーラ。なので、飲み会といっても車で行くケースがほとんどです。今回もそう。もう、楽しいおしゃべりであっという間の3時間半でしたが、帰り道、先輩との会話もはずんでいる中、もう先輩の自宅のすぐ近所というところの一方通行路。私の前に軽自動車。ところが反対側から進入してくる車両があって、双方にらみ合い状態で立ち往生。

 

相手側のナンバープレートが見えて「春日部ナンバー」。あ~、知らない人が間違って入ってきちゃったんだねといいながら、世話好きの先輩が「俺、降りて言ってくるよ」って気軽に車に近寄り、話を。が、なかなか動かず膠着状態数分間。やっと車が動き始めるも、どうも運転が不得意な方の動き。中年のご婦人かなあ~、なんて思いながら見ていると、前の軽自動車のご婦人が痺れを切らし、降りていきました。もうすでに何度も私の後ろからパッシングをしていたタクシーもあきらめ気味でじっとしています。この間すでに15分くらい。それでも、何度かの切り返しの後、我々の側が通過できるスペースの確保ができ、渋滞状態の後続車も含め、全車通過。

 

が、しかし、私の先輩が車に戻らず、「ちょっと端に寄せて待ってて。警察に電話したから」「?」「?」状況が飲み込めない私。窓を開けて様子を伺っていると、完全酔っ払い。飲酒運転そのものです。話ができる状態でもなければ、ろれつが回っている状態でもない。よくここまで運転してきたな。というのが率直な感想。

 

ほどなく、バイクのおまわりさんが2名到着。まずは、通報者にお礼。なんとも丁寧な対応ぶり。事情を先輩が説明しながら、それぞれに分かれて事情聴取。「大変申し訳ないのですが、運転しているところを現認していないので、なかなか大変です」というニュアンスのお話。確かにそうだよなあ~。なんて思いながら、様子を伺っていると、まあ、ひどい。もう飲み屋街を闊歩している、のんだくれおやじそのもの。

 

最初は冷静に、揉め事にもせず、安全にここまで冷静に対応していただきましてありがとうございました。って言っていたおまわりさんが、いいかげん堪忍袋の緒が切れたという感じで語気を強くしていました。が、当人はどこ吹く風。「だ~か~ら、飲んだら、乗っちゃいけないんだよ~」って平気で酔っ払いオヤジが言っているんです。「で、おとうさんは、運転したんじゃないの」っていうと、「だ~か~ら~、むにゃむにゃむにゃ」の繰り返し。

 

逮捕できない苛立ちもあるんでしょうね。あまりにも理不尽な法律の運用。目撃者の我々からの膨大な調書が無い限り、酒酔い運転にはできないとのこと。それはそれで、こんなオヤジのために、多くの人の時間を割くこと自体ナンセンスと言えばナンセンスですものねえ~。

 

それにしても驚きです。どうも常習っぽいのですが、いまどきの人で、酒酔い運転なんて、道路交通法の改正罰則強化により大幅減少だと思っていたのですが、こういうシーンを目撃してしまうとぞ~っとしますね。