街づくりの管理について、庁舎管理について、広告の管理について、道路管理について、監査は機能しているのか、船橋市の教育について、の6項目を質問しようと思い、通告をしました。変な日本語の通告ですが、「管理」をどうしているのかが今回のテーマです。

 

さて、広告の管理についてもおかしな日本語かもしれません。が、まあ許してください。

私の一般質問をきっかけに、Goサインを出してもらい、動き始めた媒体開発ですが、

「?」「??」と言う感じです。

 

私は、

1)船橋市役所庁舎内外に媒体に成りえるものがある。

2)それらをどう工夫すればよいか。

3)それらに広告媒体としての価値がどれくらいあるか。

4)世の中では何がどれくらいの金額に換算されるものか。

5)そして、自治体の通常(日常)業務から関連したところで、「お金を稼ぐ」「財源を得る」ということがどういうことか。

6)不動産会社の思想をもってほしい。

 

というのが趣旨でした。それらを職員自らが汗をかいて、議論をして、議論をして、しつくして、もう出せない、もう出てこないというところまで知恵を出し合い、その次の段階で自らが取り組むもの、専門の事業者に預けるものを分けていくものだと思っていました。

 

ところが、ところが…です。先般、市のホームページに「市民便利帳」なるガイドブックの広告募集が掲載されていました。しかも指定広告代理店なるものが存在しているのです。やれることをコツコツと、やれる部分から、でしょう。私としては否定はしません。一歩、踏み出したことの評価のほうがずっとずっと高いですから。あとは見解の相違ですから。

 

でも私は、こう思うのです。

「汗をかけよ。まずは」「工夫しろよ。まずは」

広告代理店に任せるんだったら、こんな任せ方はナンセンスです。なぜなら、素人考えをプロに押し付けているだけですから。

 

もしも、広告代理店に任せるのであれば、船橋市お得意のプロポーザルで、まずは募集をして、媒体開発から広告主募集まですべてを仕切ってもらうべきですね。そして利益率の低いものだけど、自治体直営での運営はありというものは、担当課が行う。それじゃ、担当課の予算獲得にうまみがないと言うかもしれません。そんなことはありません。代理店が決まって、媒体開発をしていく過程の中で売り込み合戦があればよいのです。それだけのこと。

 

さて広告に特化していますが、私の本当の狙いは、不動産屋的発想です。これは何度も何度も以前から、このブログでも書かせていただいているのですが、市の固定資産(不動産)のスクラップ&ビルド、土地の有効活用、先般書きましたコンバージョン、リノベーションによる再活用などです。

 

駅に至近の平地がいくつかあります。船橋中央卸売市場、市役所駐車場などです。不動産としてより有効な活用方法があるのではないでしょうか。しかも、現在用途をそのままにしてです。

 

市場は、開場時間以外は土地のスペースは余っていませんか?

市役所の駐車場は土日祝日及び市役所開庁時間以外はスペースが余っていませんか?

そう考えていくと、市内のいたるところに、一日24時間で空いているスペースは山ほどあるのです。なんとかしないさいよ~、って感じですね。

 

それから、道路。もう広告媒体の宝の山ですね。これから景観に気をつけなければいけません。条例も制定していくでしょう。だったら、一元管理とは言わないけれど、民間事業者が勝手に道路を使えない広告媒体開発をすればいいんですよね。そのためには、机の上で考えていてはダメ。できれば、アメリカあたりへ視察に行っちゃう。あるいは逆に「広告規制があるのかよ、ここ」っていう香港あたりに行っちゃう。日本の日本だけの枠組みで物事を考えたらダメですね。まあ期待しています。