今、船橋市議会の議場は、議場にいる人数に比して非常に少ない本数のマイクで運営されています。下記の記事からすると、配線工事なしで議席にマイクを設置できます。2人に1個でもいいし、列に1個でもいいし、議事の運営の方法が変化していく可能性がありますね。


おもしろいのが、今、対面式だとかなんだかんだとくだらないパフォーマンスをしようとする議員さんがいますが、今後は登壇のルールだけ変えれば、ワイヤレスマイクを発言者が持って、質問者の前に行って、対面しながら質問すればいいなんて言い出したりして…。


<MSN産経ニュースより>


sankei

20→50本 紅白もマイク増やせます 総務省、電波法の規制緩和へ
2008.3.25 00:16
総務省は24日、劇場やイベントホールで用いる業務用のワイヤレスマイク(特定ラジオマイク)にデジタル方式の導入を認め、同時に使用できるマイクの数を大幅に増やす方針を固めた。従来のアナログ方式では一度に使用できるマイクが20本程度にとどまり、大規模なコンサートやミュージカルの上演・収録に支障を来していた。新制度では50本程度を同時に使用できるようになる。
26日に開く情報通信審議会(総務相の諮問機関)の技術分科会で、特定ラジオマイクのデジタル化を諮問。今夏の答申を経て、年内に制度改正する考えだ。
業務用ワイヤレスマイクのうち、周波数帯が最も広く音質が良い「特定ラジオマイク」は免許が必要だ。放送番組やコンサート、舞台、イベントなどに幅広く用いられている。
この方式は電波法でアナログ波に規定される。細分化した142の周波数帯域が割り当てられているが、隣り合う帯域を同時に使うと混信や音質劣化が起きやすく、プロの世界では同時使用できるマイクは20本程度が限界とされる。
このためNHK紅白歌合戦のように出演者が多いコンサートやミュージカル、多数のイベントが並行して行われる見本市会場などでは、マイクの使い回しに苦心しているのが実情だ。
総務省は、デジタル式マイクの高音質化や小型化が進み、同じ周波数帯で同時に50本使用できるデジタル式の実用化が可能と判断し、規制緩和に踏み切る。