<市政執行方針より>

衛生費につきましては、保健医療及び環境衛生のための経費として、160億9360万円を計上いたしました。
リハビリテーション病院につきましては、脳血管疾患等による後遺障害を軽減し、寝たきりを防止するために重要な急性期から回復期にかけてのリハビリ医療を行う病院として、4月にオープンいたします。


これは期待したいものですが、さてさて。まだ何の説明も受けていませんので、賛成も反対もしませんし、コメントは控えますが、「目的」が何なのかですね。


リハビリが重要なことはわかる。急性期にできるだけ早めにリハビリをした方が良いこともわかる。なぜ、自治体が設置するんだということですね。それも百歩譲って良しとしても、医療の専門家は市長でもなければ副市長でもない。確固たる信念や理念をはじめとして、「リハビリに対しての深い造詣」がない自治体で、学術的裏づけがどこまであるかもわからないことを、やる。だから、指定管理者制度を使って管理、運営をしていただく。いいでしょう。では、議会にその予算の執行から決算の認定をということになると、できる人材がいない。監査委員でもまったく不可能。


市民のためとはいえ、市民の生命を守るためとはいえ、果たして自治体の病院経営とはそれが真の公共の福祉に資するのだろうかとふと思っています。


また、夜間の急病診療を行っている夜間急病診療所において、日曜日と年末年始の昼間につきましても小児科の診療を行う体制を整備してまいります。さらに、妊娠中の健康診査にかかる経済負担を軽減するため、公費負担をこれまでの2回から5回へと拡大するなど、安心して産み育てることのできる環境づくりに努めてまいります。


いや~、こういうことは大変みたいですよね。メディアを賑わした妊婦たらいまわし事件だって、かかりつけ医がなかったようで、もう「妊婦」の常識、「結婚した女性」の常識が変わりつつあるようです。妊娠、出産の過程で、何をするのか。教えるのは誰の役目なんでしょうか。


新型インフルエンザ発生時に対応するため、タミフルや医療従事者等が使用する個人防護服などの備蓄を進めてまいります。


着々と準備を進めしかるべきときには、最小限の被害で済むよう頑張っていただきたいものです。


環境対策といたしましては、地球温暖化対策地域推進計画に基づき、温暖化防止のための啓発活動を積極的に行ってまいります。


まあねえ~。頑張ってほしいものです。


北部清掃工場の建て替えにつきましては、引き続き環境影響評価調査を行うとともに、事業手法としてPFI導入の可能性を調査してまいります。
また、循環型社会の形成を目指し、旧西浦町事業所を解体し、跡地に資源リサイクル施設を建設するため、平成20年度は解体の設計等を行ってまいります。


ゴミに関しては本当に担当課の皆さんの日頃のご尽力に敬意を表したいですね。ただし、ゴミのことは、もっともっと広報費を手当てして、市民一人ひとりの意識改革と教育を徹底的にしないといけないですね。もう行政の負担だけで扱うことの限界をとっくに過ぎていると思います。