に関する議会運営委員会が開催され、事実上の準備開始です。

さて、第1回定例会というのは、新年度の予算を審議、決定する非常に重い意味のある議会です。平成20年4月1日から執行する予算を決めるのですが、今回は大変みたいです。議会運営委員会でも、どうなるかわからないけど(いつ原案ができるか言い切れなくて申し訳ないが)こういう条例改正案を提案する予定ですってものがあるようです。


まさに、国会の混乱状況の反映です。霞ヶ関の官庁街はもうものすごい忙しさで大変ですが、国会での議決によって物事が進んでいきますから、それが決まらないと、地方も動けないってことがたくさんあるのです。法律、政令、告示などなどに基いて、条例も改正していかなければならないのです。


今回、大きな理由は、医療費の診療報酬改定が予定されていて、医療費のいくつかの部分が変わるようです。それに基づいて条例も改正しなければならず、それらに関する指示が厚生労働省からこないようです。こないと、どうすればよいかが決まらず、議会に審議してもらうところまでの作業が進まないというところです。


ですから、国から降りてくる指示(政令や告示など)によって、議会で議決を経て施行するために、担当課の職員の皆さんは急激な過重労働に追いまくられる可能性があるのです。大変です。


では、我々議員の方はというと、来年度の新規事業を中心に本会議で質問をする人、予算特別委員会でじっくり質問をする人とさまざまです。


とはいえ、事実上はもう既に、予算書として印刷すべき最終段階に来ているわけです。なので、議会がどう言おうと、まあ、簡単には議会の意思を反映させにくいのです。だから、9月に決算特別委員会をやれ~、9月に決算特別委員会をやれ~って言う人がいるわけです。ところが、9月に決算特別委員会を開き、12月定例会であるいはそれ以前に、今の船橋市議会が、圧力をかけて予算をいじれるかというと「否」です。


そんなことは議員を1年やっただけでもわかるでしょうに。って思いますね。歳入があって初めて予算が決まるわけです。9月にやれ~やれ~って言っている議員さんは、歳入見込みなどを語れるんですかね?不思議ですね。


入ってくるお金があって、使えるお金が決まってきますけど、それらの使うお金は、どうしても必要なお金がたくさんあるんですね。把握しているんですかね?それを。9月にやれ~って言っている人は。「そんなのは、市長が考えることだ」とか、「そんなのは俺たちは関係ない」とでも言うんでしょうかね。気楽なもんですねえ~。というより無責任ですねえ~。


市民の税金をお預かりして、より公平に、より多くの方々に不公平感のない使い方を考えなければならないのです。そういう意味では、市長に予算編成権があって、その補助職員が議論に議論を重ね、より公平な使い方を提案しているわけですから、最善の方法に決まっているのです。(断定してはいけませんが)むしろ決算特別委員会を早くやって、新年度の予算に反映させるというのは、自身の地元への利益誘導にほかなりません。それはそれで当たり前の心理です。ましてや地域代表の側面もあるわけですから、当然です。だけど、その前の原則論があるわけですから、そこをわきまえての発言にしていただきたいものです。


長くなりましたが、私は今回の定例会では、何を中心に考えていこうかと思案中です。どちらかというと、「船橋市内経済の活性化」を考えたいと漠然と思っておりますが、これは、担当課でいうと、経済部商工振興課ですが、私の視点は違います。よ~く考えると市役所内の全部の課にまたがる発想です。一つ一つ考えて、読んでいただいている市民の皆様のご意見をちょうだいしながら、組み立てていこうかと思います。


そのための資料集めを始めましたら、いきなりおもしろいことに気がつきました。庁内のコピー機やパソコンです。パソコンに関しては、以前も書きましたが、選定基準が妙です。多くの人が理解できない世界でもあります。公正、公平な調達が行われているかどうか考察していきたいと思います。ここで言っているのは、防衛庁の守屋前事務次官のようなことを言うのではありません。市役所職員の世間知らずがなせる業ですね。


先般も、ある職員の方から、「業者には十分に説明をして納得してもらいました」という話を聞きました。おいおいおい、あんたの十分な説明で納得できたのではなく、船橋市役所相手に喧嘩をしたくないだけだよってことがわからない世間知らずさんでした。民間企業同士での商取引はそう簡単なものではないのですから。


最近、市内の経済界というと大げさですが、商工事業者の方から、「ひどいよ~、役所は」って話をよく聞きます。一人二人でなくです。まあ、その辺をよく検証してみたいものです。