MSN産経ニュースより

民主、他党に振り回される 脆弱さと根回し不足を露呈
2008.1.8 20:29
民主党は8日、今国会の重要法案である新テロ対策特別措置法案への対応について、共産、社民、国民新の3党に対し、通常国会への継続措置を提案したが、強い反発を受け、方針の再検討を迫られた。民主党は、ねじれ国会で、野党が多数を占める参院の力を背景に、与党側を翻弄 (ほんろう)してきたが、参院で単独過半数を持たないことに加えて、根回し不足もたたって、他の野党3党に振り回される姿を露呈した形だ。
民主党は7日夜、小沢一郎代表ら最高幹部が集まり、新テロ法案への対応を協議。正式決定はしなかったが、継続措置を目指すことになった。これを受けて、同党は8日の野党4党国対委員長会談で継続措置を提案したが、3党に一蹴(いっしゅう)された。
社民党の日森文尋国対委員長は会談後、記者団に「政府案を継続することは3党とも『ダメだ』と反対した。明快な話だ」と強調した。
民主党は会談後、役員会と常任幹事会を開き対応を協議したが、出席者の1人からは「(衆参国対は)なんで根回しをしていなかったのか」と、ぼやく声も漏れた。
新テロ法案を審議している参院外交防衛委員会(21人)は、北沢俊美委員長を含め民主党委員は10人と最多だが、共産、社民両党の委員が各1人おり、両党に反対されれば、民主党だけで継続を議決できない。
民主党内には、北沢氏が参院本会議で「中間報告」を行って継続を議決する案も浮上しているが、参院で統一会派を組む国民新党が同調しなければ実現できない。
小沢氏は7日、民放テレビ番組で、次期衆院選で民主党が比較第一党になって「野党政権」をつくることに言及したが、この構想が実現しても、今回のような混乱が起きる可能性がある。


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