12月10日で一般質問が終了しました。4月に当選後、3回目の定例会でした。3回の定例会を通じて感じたことは、随分前にも書きましたが、質問のあり方自体に変化が生じているのかもしれません。とはいえ、それが良い方向への変化かというと「?」です。


まず、一般質問の内容が、ここにも書きました先輩が後輩を指導することができるシステムがある会派は従来通りですが、そうでない会派は、「?」です。以前に書いたことですが、質問内容が、ちょっと調べればわかること。課長さんに聞けばわかること。説明を受ければ理解できること。しかも、個別具体な案件。おいおいおい。って感じです。


答弁は、これまたすごいのです。それらの事務事業を、小学生にでも説明するかのごとく、懇切丁寧。これって、議員に対する答弁というより、担当課の事務事業の宣伝の機会と捉えている感じ。こういうふうにこんなことをやっていますよ。いいでしょう、いいでしょう。って感じ。制度上の不具合があるとか、より良い事務事業、行政運営の提案があるわけでもなく、なんだかなあって思いです。


ぜひ会議録をお読みください。
議会のホームページをご覧ください。
http://www.city.funabashi.chiba.jp/giji/gikaisite/index.html
まあ、すばらしいですよ~。


ただ、心配なのは、その答弁がどういう意味を持つかわかっているかということです。「行政の継続性」「議会会議録の永久保存」この二つのキーワードです。会議録に議会答弁というのは残るのです。その答弁は永久保存に耐えられるだけの内容でなければならないのです。


答弁を聞いていると、とりあえず、担当者が火の粉をかぶらない内容を答える。発言者(質問者)に怒られないようにする。発言者に迎合する。同調する。日本語の曖昧さ、微妙な言い回しで、ある意味議員を煙に巻くような答弁。同床異夢とでも言うのでしょうか。発言者と答弁者の内容が実は噛合っていなかったりします。双方が勝手に思いこんでいる。あるいは意図的に思い込ませてはぐらかしている。そんな感じさえします。


担当課長が八方美人的答弁をしているとしか思えない事項があったりします。そんなに同じテーマでみんなにそういう答えを言っていいの?この間答えたのと真逆でしょう、それは。っていうのがあったりします。


これから3月の議会までの間に、少し会議録を「熟読」してみようと思います。