前回の記述で舌足らずや誤解をまねく部分があったような気がしますので、もう少し書かせていただきます。とはいえ、精神科の医師でもありませんから、踏み込むこともできませんが。

「実は、僕、心療内科に行っているんですよ」って聞くことが随分ありました。精神科、神経科、心療内科、神経内科。わかりません。でも、決まって聞く話が、「眠れない」「いろいろと不安がある」「ドキドキしてくるときがあるんですよ」

お医者さまに処方してもらった薬を飲むとそういう症状が無くなるんです。薬を飲むとものすごく眠くなるんです。起きられないんです。食欲がなくなるんです。等々。

おいおい、体調崩しちゃダメでしょ。って感じで、じっくり話を聞いてあげて、何が問題か一緒に聞いて、いろいろ話すと元気になってくる。話して話して話まくると元気になる。

孤独。孤独だと思い込んでいる。自分だけが社会との乖離があると思い込んでいる。そうじゃないのに、寂しくて、思い込んでしまう。いろいろ嫌なことがあって、避けて通ろうとする。いろいろ嫌なことがあって、当事者とも腹を割って話せなくなる。言い合える環境でなくなる。いさかいを避けようと本能的に逃げる。それが溜まっている。相手はそうは思っていないのに。

非常に対人関係が難しくなっていますね。というより、食わず嫌い。対人関係を難しく思い込んでいる?ような気がします。そして、お医者様に病名をつけてもらったことで怠惰な生活を自己弁護する。それから、悪い循環に入っていくようです。

全員に共通していると思われるのは、「すごくいいやつ」なんです。「すごくいやなやつ」におかしくされちゃうんですね。そのときに、話を聞いてもらえる相手がいればお医者様に行かなくて済むのにって思います。