議会運営委員会で追加の議案が上程されることが説明されました。ルール上は、議会運営委員会に上程されるときは、記者発表も行うようですので、ここに書かせていただいても怒られないでしょう。

9月18日提出

議案第15号 訴えの提起について

政務調査費の返還請求に関する訴えを次の通り提起する。

ということです。詳細は、ホームページにアップされると思いますので、それをご覧いただければと思います。

この話には前段があります。


船橋市監査委員事務局のホームページhttp://www.city.funabashi.chiba.jp/kansa/024.html

の住民監査請求のうち、監査結果通知日が平成19年6月7日のものに関してです。ここの通知文にあるように、「元議員さんのお金の使い方は間違っています。ですから期限までに返してくださいと、ちゃんと請求してくださいね、市長さん」っていう監査委員からの通知文です。

市長は返してねって言ったけど、当該元議員さんは、たぶんですが「自分は正当な使用方法だったから、返しませんよ」って感じで返さないようです。なので、じゃあ、仕方がありませんね。裁判で決着つけるしかないですねということで、訴えを起こしますよということを、議会において審議してください、という議案です。

さて、私はこの議案自体はまったく問題はないと思っています。至極当然のことです。市長は、「監査委員からお金を返してもらうようにしなさい」って言われたわけですから、そのまま、「ハイ、わかりました。そうします」って言わなきゃいけないわけです。それくらい、監査委員の勧告ですから重みがあります。それだけ重みがあるわけですから、監査委員も、その職責の重要性を認識し出した結果であるわけです。ですから本来でしたら、その制度(監査委員を自治体におく)自体が非常に重く、その業務(監査をすること)は、果てしなく重い責任を伴います。

そういう職責を担った監査委員が今回出した結果に私は疑義を抱いているのです。そのことを、今回の議案質疑で行いたいと思っております。が、しかし、そもそもの監査の理論など勉強したことがないので、ここ数日ずっと、議会図書室から借り出した書籍をずっと斜め読みしているのです。しかし、斜め読みではどうにもならん状況になってまいりまして、今日は電車で議会へ行ったのですが、駅までの自転車がふらつくほどの重さの書籍を持ち帰りました。週末の行事がいろいろと入っていますが、連休でもありますので、少し時間を割いて、真剣に読み込まなければなりません。