ちょっと目からウロコ的ご指導をいただいたので書かせていただきます。

今、船橋市役所内では、あるイラストのTシャツを職員の方々が着用しています。

第24回全国都市緑化ふなばしフェア のマスコットデザインが描かれているTシャツです。

このTシャツをめぐっては、中村実議員が、6月の定例会で質問をしました。まだ会議録が上がっていないようですが、会議録がホームページにアップされたらぜひ見ていただきたいのですが、結構な費用がかかっています。

市議会のページ の市議会だよりの平成19年第2回定例会の8ページに簡単に報告が載っておりますが、このイラストの著作権料を支払って今回の都市緑化フェアに使用しています。ところがこのイベント、少々不思議な現象がございまして、僕は何度も首をかしげてしまいました。まず、大きなイベントであるようなことを市長はじめ多くの方が言っており、市制施行70周年記念事業だということなんです。しかも、今まで都道府県が行ってきたものを、市区町村が行うのは初めてなんだ。すごいんだと。

なるほど~、都道府県がやっていたものを船橋市はやるのか~。それはすごいなあ~と思っていろいろ聞いたら、期間は比べられないくらい短い。予算も比べられないくらい少ない。だから、当然ですけど、入場予定者数はと聞くと、今までの10分の1以下かなって感じ。それら、今まで以下の規模であることについては、取り繕うような理由付け。なんだかなあ~と思っていたら、中村実議員から妙な話が・・・。

とはいえ、動き始めちゃったからでしょうけど、市役所で色とりどりのTシャツを皆さんが着用です。

さてそのイラスト。ある人に言わせると、大変立派な先生の手によるもの。とはいえ、中村議員の一般質問からすると、しっかりお金も払っているとか。

さてさて、そんなお金があるのならというのが、今日、そのTシャツを着ていた方からのご提言。そもそも、この事業自体の総予算はそんなにないとのことなのに、著作権料?結構なものだったようです。

私に目からウロコ提言を下さった方のお話は、

「このイベントが決まった時点で、広く市民からシンボルマークやキャラクターなどの公募をすればよかったじゃない。そして、その著作権は船橋市にあるようにして、その公募自体でイベントの事前告知を大々的にやったって、あるいは、多少の商品や賞金なんて用意したって、たいしたお金ってかからないじゃない。」って話でした。

人口58万の都市で、イラストを勉強している人、イラストを描くことを仕事にしている人、デザインを勉強している人、デザインを仕事にしている人、それらを好きな人、たくさんいると思います。そんな人に応募してもらえるようにすれば良いのです。そうすれば、その告知の段階から、フェア自体の告知もできるわけです。その告知なんて費用がある意味かからないわけです。市の広報紙は、月2回の発行。ホームページも随時更新可。市役所庁舎内、各出張所や公民館などにポスターの掲出。小中学校への募集。幼稚園だって良いし、市内、近隣大学にも呼びかければ、イラストの応募なんか集まるはずです。自治体ってそういうことの工夫の繰り返しだと思います。

そう考えると、中村実議員のさらなる調査や追及に期待したいものです。