7月の13日前後、日程を詳しく知りませんが、船橋市湊町(旧湊町)周辺でお祭りがあります。各町会をお神輿の渡御があるのですが、結構特殊な担ぎ方というか、見ていて、想像するだけで、「痛いだろうなあ~」という方法です。

普通は、井桁の担ぐ棒?(正式名称はわかりません)が重量のある重いお神輿にはありますが、湊町のは平行の棒のところだけで渡御をするみたいです。

過去にテレビで見た記憶だけなのでごめんなさい。そして、すごいのは、その平行している双方へ、大きく傾けるのが湊町独特のものだと思います。

私が知る限りでは、通常、お祭りでは、お神輿は肩に担いで、そのまま進むか、ゆっさゆっさ小刻みに揺らしながら、掛け声とともに、上下前後左右に動きながら前進して行くのがまあスタンダードだと思いますが、湊町は、大きく片側に傾けるのです。そして反対側に同様に傾けるのです。遠めに見ていると、海の波を表現しているんだろうとわかる感じです。果たして、波を表現するための担ぎ方かどうかは不明ですが、とにかく一見の価値は十分すぎるくらいあるものだと思います。

そもそも、あの重量のあるお神輿を、2本前後だけの棒で担ぐというと、4本の前後左右の棒で担ぐより、担ぐ人数が制限されて(少なくて)担ぐわけですから、それは大変重いものだと思います。それが、さらに片側に重量を寄せてしまうという担ぎ方ですから、重量をかけられた側の担ぎ手はそれはそれは大変です。堪えきれなくて落としてしまうなんてことがあったとすれば、大変なこと。重量がかかっている間中は堪えて堪えて踏ん張るしかありません。で、その様子を見る限り、腕から胸にかけての皮膚はどうなっちゃうのと思います。

会派の滝口宏議員は、湊町を地盤とする議員さんですが、「痛くないの~?」って聞いたら、「それはそれはもう~」というお答え。でもきっと、痛いと言ってはいけないのでしょう。漁師町の男の世界を垣間見るような感じです。

今は、その準備にお忙しい湊町ですが、その雰囲気を出しているのが、大漁旗。その大漁旗が、湊町に立てられています。写真を撮ってきました。国道14号線の船橋橋のところに見事なまでの大漁旗です。写真を撮る技術が未熟なため、そう見えないと思いますが、どうぞご興味のある方は、東京方面から国道14号を下ってきて、ららぽ~とへ右折する手前に見ることができますので、ごらんになってください。

お神輿は、船橋大神宮に納められているそうです。

写真は国道14号線の船橋橋沿いのものと、14号線から市街地側のもの、そして、僕の大好きだった先輩議員滝口四郎先生が寄贈したと思われるものを撮影してみました。滝口先生はお亡くなりになってしまいましたが、初当選時から本当に僕のことをかわいがってくれて、漁師町のいろいろなお話をしてくださった、男気のあるすばらしい先生でした。



  大漁旗    大漁旗


大漁旗(滝口先生寄贈)