昨日は知床から網走へ移動、昨年3月下旬に原因不明のホタテ稚貝が大量に斃死した能取湖漁港(卯原内)に入り、西網走漁協の石館組合長にご案内を頂き現地視察を行いました。




当時、出荷予定の9割が斃死し被害総額約7億の影響を受け、国の支援制度が一切なく、関係者の皆様が悩んでおられるなかで予算や支援制度のご要望を頂きました。



調査やモニタリングに関わる経費などの支援が決定し、その後の調査では、昨年の猛暑の影響が原因と思われる斃死を一部確認、施設管理について改善が行われました。





ゼロカーボンに関連して25kgのホタテ貝殻コンクリート石を作成、育成施設を沈下させ波浪の影響を抑える等の対策が行なわれました。



今年は順調に成長しており、例年並みの稚貝を生産予定で、関係者の皆様が安心されており、状況を見守り、何か問題があれば引き続き対応をしてまいります。